コラムColumn

1. バナー広告と動画広告：それぞれの特徴を知ろう

●バナー広告の特徴

バナー広告はWeb上の至る所で見ることができる、静止画ベースの広告媒体。
主にインパクト重視や、パッと見の印象で効果が左右され、直感的なコンテンツ作りが重要となります。
様々な条件に合わせて広告展開が可能なことから、Webでのもっともポピュラーな広告手法として利用される。

バナー広告のメリット
・即座に情報を伝えられる視認性
・サイズ変更が容易であらゆるWebメディアで掲出されている汎用性

バナー広告のデメリット
・静止画のため、扱える情報量に限りがある。
・競合も多く、認知されるためにはそれなりの工夫や切り口、出稿数が必要。

●動画広告の特徴

一方、動画広告はバナー広告だけでは伝えきれない量の情報量を扱えることが魅力です。
動画ならではの表現で商品やサービスの魅力を伝えます。また、構成の中にストーリーが作れるため、自社のブランドイメージを表現するなど幅広い活用が期待できます。

広告利用の他にも、ブランディングのためのSNSに投稿など、ファン獲得のために利用されることも多いツールです。内容によっては使い捨てにならないというのも動画コンテンツの魅力です。

動画広告のメリット
・1画面に全てを収める必要がないので、より詳細な説明ができる
・SNS等の様々なWebメディアへ流用が可能
・映像の利点を活かした、動きのある演出が可能
・過去には若者向けのイメージが強かったが、現在は幅広い年代へアプローチが可能になった。
・デジタルサイネージの普及でこれまでの看板に置き換わる存在としても注目される

動画広告のデメリット
・情報を全て伝えるためにはバナーよりも視聴時間が必要になる
・バナーに比べると制作費が割高

2. バナー広告的な動画広告（事例）

動画の活用方法として雰囲気の良いイメージムービーを想像されることが多いと思います。
ですが、動画でのブランディングには時間もお金もかかってしまうもの。。。

そのような時にはバナーのように使える動画という方法があります！

例えばこのような静止ビジュアルも

動画にすることでより詳細な情報や、動画ならではの構成でより興味を引くための内容にすることができます。

出典：泉崎村

ポイント
・動画全体で、伝えたいことを明確化する。
・一気に見せたい情報と、個別に見せたい情報に関連するイメージを盛り込む。
・全体を通して、テーマとなる要素を感じられるイメージ付けをする。

また、時間的余裕が生まれる動画には+αで伝えたい、関連要素を盛り込むことで、複数のアプローチができることもあります。

ただし、長くなってしまったり、説明が過ぎてしまうと視聴者の関心が薄れてしまう場合もありますので、まずは伝えたい要素を簡潔に盛り込んでいくことが重要となります。

まとめ：まずは今までのアプローチを動画に置き換えてみることから始める。

前述したように、こだわった動画広告を作成するのは正直ハードルが高いと思われる方が多いでしょう。
ですが、動画の一番の強みは「動くこと」です。
これまで活用してきた広告媒体が画面上で「動く・新しい場所で展開される」という部分が新しいチャレンジの一歩になるでしょう！

例えば
・チラシを動画にして広告出稿 / 自社媒体でも活用する
・バナーを動画化して広告出稿 / 自社媒体でも活用する
・普段の作業を動画で撮影してSNSにアップする

など、そのほかの広告ツールや、普段の日常からも動画制作が可能です！
また、自社媒体で既存顧客により一層のアプローチ手法として利用することもできます。

まずはこれまで実施してきた内容を、Webに展開するために、
バナーや動画広告などの新しい広告媒体を試してみてはいかがでしょうか？！

©︎ t Kimura