めざすのは最良の介護─プライムケア桃花林パンフレット【事例紹介】
Akutsu.K
吾妻山や蔵王、霊山などの名峰を遠望できる恵まれた環境のなか、伊達市を拠点に地域の医療を支える「仁泉会」は、地域・介護分野において、福島県第1号で公益財団認定を受けた公益法人です。
関連施設のひとつ、介護老人保健施設プライムケア桃花林の施設パンフレット制作のお手伝いをしました。
前回の施設パンフレット制作から4年ほど経過しており、残数が少なくなったタイミングで紙面リニューアルの相談がありました。
これまでのパンフレットはA4・8P両観音開きの仕様で、多職種連携をメインに打ち出してきましたが、A3両面で情報をコンパクトにまとめ、職員が利用希望者に説明しやすいものにしたいという要望がありました。
これまでのパンフレット
リニューアルにあたっては、施設の理念・願い、各棟の説明、サービス紹介という大きく3つの構成に再編し、強みとしている認知症専門棟やサービスをしっかりPRできるよう心がけました。
スクロールして見ることが前提のWEBとちがって、紙媒体の場合、紙面に対して左上から右下へZを描くように視線が移動します。
また、パンフレットはひと目で全体を捉えやすいため、何がどこにあるのかを判別して目的の情報を見つけやすい特徴もありますので、導線とともに判別のしやすさも意識しながら紙面構成をしました。
リニューアルしたパンフレット
メディアミックスの効用
仁泉会では関連施設もふくめWEBサイトのリニューアルが実施されており、今回はそのコンテンツを流用することで撮影コスト等が抑えられ、デザイン制作もスムーズで制作納期を短縮することができました。
結果として、パンフレットとWEBサイトのデザイン・コンテンツが一体的に構成され、職員や利用希望者だけでなく外部関係者に対しても信頼感を与えることにつながりました。
いわゆるワンソース・マルチユースによるメディアミックスで展開することができました。
その効用としては、
- 制作納期短縮とコスト圧縮
- 広報担当者の負担軽減
- ブランディングの確立 が挙げられます。
特に3つめのブランディングの確立は、複数のメディアで広告を展開することで、より多くの人に広告の内容を伝えることができるという大きなメリットがあります。
メディアには、それぞれの強みと弱みがあります。複数のメディアを活用することで、弱点を補い合いながら、より多くの人に情報を伝えられるようになります。
各種メディアを組み合わせたプロモーションを検討している方は、お気軽にお問い合わせください。
介護老人保健施設プライムケア桃花林のWEBサイトはこちら
〈Copywriter・Katsunori Akutsu〉