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「チラシとフライヤー」「リーフとパンフ」の特徴と活用方法

Watanabe.Y

 

 

「せんぱ〜い、アイ美容室さんがフライヤーとパンフ作りたいって言うんですけどぉ、フライヤーってチラシのことですかぁ? リーフとパンフって、なにが違うんですかぁ?」

 

グラフィックのことを学んできたわけでもなく、クリエイティブの知識が全くなく入社当時、こんなことを聞いて先輩に苦笑されたことがありました。
でも、広告・印刷用語は、一般の人にはなじみのないものも多いです。

 

今回は、見た目も用途もたいして違わないと思われがちな「チラシとフライヤー」「リーフとパンフ」、それぞれの特徴と活用方法を解説していきます。

 

 

チラシとフライヤーの違い、用途と予算によって使い分けがいい

 

「チラシとフライヤーはね、大きなくくりで言えばおなじものだけど、紙のサイズや質、使い方が違うわね」

 

チラシの語源は「散らし」。まき散らすというところからきています。
新聞折込やポスティングなど、大量に配れるように、一枚あたりのコストをおさえる作りのもので、B4、A4、B5サイズ、薄めの紙質のものが一般的です。

 

B4サイズの両面刷りであれば、ある程度情報を入れ込めて、かつ、デザイン性をもたせることができます。目を引き興味をもってもらうことを目的とした紙媒体としては、最も用途範囲が広いものと言え、セールやキャンペーン、オープン情報に適しています。
しかし、一枚あたりのコストをおさえるといっても、配布方法によっては効果が得られないこともあります。
新聞折込にしろ、ポスティングにしろ、専門業者に依頼することになるので、チラシのデザイン制作・印刷と配布方法はセットで計画をする必要がありますし、セットで考えるということは、コストもそれなりにかかることは考慮しておかなければなりません。

 

 

「せんぱ〜い、フライヤーってなんか作りが凝ってる感じでカッコいいの多いですね」

 

フライヤーの語源は、flyer・flierで、チラシと比べて小さく、A6やポストカードサイズで厚手の紙質のものが多い傾向にあります。
用途としては、イベントや店頭でのハンティングやポスティング用が多く、直接手渡すことが多いので、インパクトがあり、受け取ってもらいやすいデザインが多いです。工夫されたものでは、丸形や象徴的な型抜きしたもの、ユニークな趣向の強いものもあります。こうした趣向を凝らすのは、インパクトをもたせて、店舗や情報を記憶してもらい、集客につなげやすくするためです。
サイズや形、素材にこだわれば、その分コストは高くなります。ですから、セールやキャンペーンといった一過性のものではなく、情報に変化のないものの宣伝に向いています。

 

 

 

リーフとパンフの違い、紙の枚数は情報量により、コストも変わる

 

「せんぱ〜い、アイ美容室さんのパンフ、見積もりしたらすっごい高くなっちゃうんですけど、どうしますか〜?」

 

「あら、やすこさん、この内容ならパンフじゃなくて、リーフで十分よ。店舗の規模も考えれば、その方がコストも断然抑えられるし、小回りもきくから、リーフで提案なさい」

 

リーフはリーフレット、パンフはパンフレットの略です。
リーフとパンフの大きな違いは、リーフが1枚の紙で折りたたんで使われるもので、パンフは複数枚の紙を簡易で綴じて作られるという点です。当然紙の枚数が違いますから、入れ込める情報量も変わってきます。

 

リーフは、1枚の紙でつくられるという点ではチラシやフライヤーと同じですが、折りたたみ式という点では情報の見せ方として、入れ込む内容を折り目を境に分けることができます。
また、配布方法もチラシとは異なり、手配りの他にラックなどに設置して活用することもあります。

 

用途として、総合的に紹介するというよりは、特定の商品やサービスに絞り、特徴、金額といった限定の情報を訴えていく、または施設の一部の情報、例えばフロアガイドや利用方法に絞って打ち出すことで、そのリーフを活用してほしいターゲットを特定しやすくします。

 

リーフの代表的な折り方には、次のようなものがあります。
二つ折り、巻き三つ、外三つ、観音開き、巻四つ、クロス折

 

「パンフは、リーフよりは情報量が多く入れ込めるからきちんとした商品説明をしたいときにはいいわよ」

 

複数枚の印刷物としては、パンフやカタログがありますが、カタログが商品ラインナップを紹介する販促に特化したツールであるのに比べると、パンフは簡易的なイメージがあり、カタログとリーフの中間的な印刷物です。商品のラインナップを紹介するというよりも、選りすぐりの商品をピックアップして案内する場合に使われます。
パンフは概ね8から40ページのものを指します。

 

情報を絞り込むことで、カタログほどコストをかけなくても精度の高い情報を入れ込むことができます。会社案内や学校案内、施工事例集、商品説明、観光案内など幅広いジャンルと用途で使えます。

 

チラシとフライヤー、リーフとパンフ、いずれにも大きな利点があります。そのときの用途や状況、配布方法によって適したツールは変わります。それぞれの特徴を参考にして、よりよい紙媒体を選ぶことが集客向上への近道です。

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