COLUMN

のぼりに魅せられて

2022.04.10

のぼりに魅せられて

「(腹が……へった………………………………店を探そう。)」

外回りをしながら、あまり知らない土地でランチの場所を探していると、いつも以上に「のぼり」が目に入ってきます。

遠くにのぼりがいっぱい見える!定食屋か!……うーん神社。

こっちは?……果物の直売所か……わるくないけど……。

そうこうして「のぼり」に導かれながら見つけたお店にスーッと吸い込まれていく、お昼のひとときです。

 

のぼりの歴史

「のぼり」といえば、お店やイベントを知らせるための販促ツールという認識が一般的です。

そんなのぼりの起源とされるのが、平安時代の戦(いくさ)に使用された「流れ旗」。

長い布の短辺に紐を通し、旗竿の先端に吊り上げる形でした。

戦国時代には現代と同じ形の幟(のぼり)が登場。

家紋を入れることで戦での敵味方の識別や、士気を高めることに利用され、また「風林火山」のようなキャッチコピーを入れることで、意識統一にも使われました。

戦が無くなった江戸時代には、英雄や武将が描かれた武者絵のぼりを節句に飾り、子どもの成長や健康を祈る風習が庶民に広まりました。

 

のぼりについて

サイズ

 

のぼりはタテ1800mm×ヨコ600mmの長方形サイズが一般的です。

四角以外の変形のぼりもあり、絡みづらくスタイリッシュな印象を持たれます。

デザイン

 

写真のプリントもできますので、色とりどりなデザインで作ることができますが、周辺の環境や出す時間帯を考慮したデザインをおすすめします。

色は赤・オレンジ・青・緑がおすすめですが、暗い場所や夜の時間時間帯だと、赤・オレンジ・黄色・水色・黄緑が目立つ色とされています。

本数

 

一般的なお店ですと、のぼりの数は多くても3本くらいがよく、あまり多いと逆効果になります。

大型店でたくさん並べる場合は、車内からも見えやすいように、1m80cm間隔で並べるのがおすすめです。

反転しないのぼり

 

反対から見ると文字が反転しているのがのぼりです。

「………???」と何が書かれているのか一瞬戸惑ってしまうようなのぼりも見かけます。

実は今は、反転しない両面のぼりがあるのをご存知でしょうか。

2枚印刷し、中に遮光材を挟み込んで縫い上げて仕上げます。

これにより透けて文字が反転することもなく、表も裏も同じ向きになるのです

 

 

これからのシーズンに

これから暖かくなり、人の動きも多くなる季節。

デジタル全盛のこの時代ですが、店先で直接視覚に訴え、お店をアピールできるのぼりはとても魅力的な販促ツールと言えます。

のぼりの色合いで街が少し明るい色に染まり、気持ちも少し明るくなればうれしいですね。

この機会にお店、イベントの販促として、のぼりをご利用してみてはいかがでしょうか。

 

ちなみに、ランチは「うん、これでいいんだよ。こういうのがいいんだよ。」と心の中で呟きながら、堪能。

満足しながら車で走り出すも、別の飲食店ののぼりにも目がいってしまい、「次はここもいいな」と思ってみたり。

そんなのぼりの販促的な力を感じつつ、ほんのり睡魔におそわれるいつもの昼下がりです。

 

〈Copywriter・Hiroaki Munakata〉

 

事業所(店舗や施設)を開設する際、最初に必要な広告・販促活動は、看板・サインの製作です。

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