広告コピーの話、サントリー樹氷
広告コピーの表現の仕方で「ひらがな」を選ぶか、「カタカナ」を選ぶか、それとも「漢字」か、ということがあります。
例えば、「わたし」「ワタシ」「私」。
その内容によって、使いわけると印象が引き立ったりします。
ある本に書いてあったこの事例がとてもよく分かりやすいかと思います。
昔々のサントリーの「樹氷」の広告。
ロシア帽をかぶった女性の顔をクルーズアップにし
「氷ノ国ノ人」のコピー。
最初ライターは「氷の国の人」とひらがなで提示したそうです。
でも、デザイナーが、冷たい感じが出ないとカタカナに変更。
氷や人の文字にある刀のようなハライと一緒になって冷たい雰囲気とエキゾチックな印象が出たといいます。
ひらがな、カタカナ、漢字。
どんな使い分けをしましょうか。