社長ブログBlog

健康診断をする意味、会社としての義務

Watanabe.Y

7月は社員の健康診断月間でした。
以前、労働基準監督署から
「健康診断結果をもとに、社長が社員と面談をしてください」と言われました。

技術的、能力的な要因により仕事の力量が測れるように
その人の健康状態によって
仕事を「させていい」「させてはいけない」の判断を
経営者はしなければならないのだと教えてもらいました。

表向きにはわからない健康状態もあります。
面談をしても、「だいじょうぶです」「いまだけです」
と言われてしまうと、その言葉だけを鵜呑みにして
無理を強いてしまうこともあると感じます。

わたし自身は、生まれてから今までとても健康に生きてきて
健康が当たり前、健康が善と考えてしまう節があります。

だからこそ、自分自身も不調を訴えるのが上手ではありません。
たまにお医者さんにかかっても
なんと表現していいかがわからないときが多々あります。

頭が痛い。ズキズキ? がんがん? 重い?
寝不足だったのだろう。暑さのせいだろう。

眠れない。今日だけだろう?
体が疲れていないのだろう。メンタルが弱いのかしら。

自分でも目を背ける、なかったことにしてしまう。
そして、その症状に目を背けているので
うまく話せない。表現がわからない。

自己開示は難しい。

故に、社員の人もほんとうのところ
どれだけ正直に話してくれるのか。。

だからこそ、数値となってあらわされる健康診断結果があるのは
客観的資料として使えるので、とてもいいのです。

健康診断結果をもとに、自己開示をしてもらう。

そして、わたしはその健康の力量で、業務を判断していくべきなのです。
ただ、中小企業では人的資源に余裕がないので
ほんとうに工夫が必要になってきます。

人と健康と仕事、むずかしいです。
でも、やっていかなければならないことです。

一覧へ
もっとコラムを読む

お問い合わせ

Contact

メールフォームまたはお電話より
まずはお気軽にお問い合わせ・

ご相談ください。

受付時間/月〜金曜 8:30〜17:30