ブランディング、に思うこと
Watanabe.Y
ブランディングとは、なんぞや?
今当社では「福島カラー印刷のブランディング」というフレーズが飛び交います。
ブランディング。。
わたしが理解するブランディングは、その会社の目標を定め、存在のブレを最小限にするためのものです。
福島カラー印刷の存在意義。ビジネスの独自性や社会的存在価値を確立していくこと。
今、マーケティングの世界では、IMC戦略という言葉をよく耳にします。
Integrated Marketing Communication = 統合型マーケティング・コミュニケーション。
難しく言うと「企業が発信する広告、PR 、セールス・プロモーション、ダイレクト・マーケティング、
製品パッケージといったあらゆるマーケティング・コミュニケーション活動を、
受け手である消費者の視点で再構築し、戦略的に統合するべきである」ということだそうです。
ここで「マーケット・イン思考」「プロダクト・アウト発想」※とか、
またまた用語がありますが、それはちょっと置いておいて。。
ブランディングをおし進めていく上で、このIMC戦略が必要だといわれるのです。
「受け手である消費者の視点で再構築し、戦略的に統合するべきである」
当社の情報には、「統一性、一貫性、継続性」があるか。
そして、そのくり返しという行為の「循環性」があるか。
これらがあってはじめて、自分たちがかかわるモノたち
(お客さまだけでなく、関連会社、外注先様、一般生活者など)との絆を強められると、物の本にありました。
絆には、感情の絆、信頼の絆があります。
絆って、すごくこころを揺さぶる言葉です。
絆がいっぱいあったら、心強い感じがしませんか?
絆がすごく太かったら、どんなことがあっても動じない感じがしませんか?
絆を結ぶために、ブランドを確立する!
そんなふうに考えるといいのかなあと、まだ漠然と思うのでした。
※
マーケット・イン思考 = 製品開発から製造そして販売・広告に至るまで、すべての事業戦略を顧客の視点から見た時に最も価値がある形で構築するという考え方
プロダクト・アウト発想 = 売り手の論理・作り手の論理・企業の論理で無理に事業を推し進めようとすること