さくらのような、虹のような人
Watanabe.Y
静かに見守ってくれる人
なにがあっても励ましてくれる人
多くの言葉を交わしたわけではないけれど
多くの時間をいっしょに過ごしたわけではないけれど
そこにいるだけで、なにかほっとするような
いろどりをくれるような
そんな、さくらのような、虹のような人でした。
誰かが亡くなって
ぽっかり心に穴があいたような気持ちになるのは
いつか話せる時がくるという未来がなくなってしまったことや
今までに、その人がかけてくれた言葉や眼差しまでもが
消えてしまったように感じるからなのかもしれません。
2023年4月8日の三宅祐子さんお別れの会では
県おかあさん合唱連盟のみなさんが
三宅さんが大切にした連盟50周年記念愛唱歌「にじ」を合唱しました。
「にじ」 女声二部合唱
作詞:駒田晶子
作曲:源田俊一郎
いま にじが 目の前にある
輝きをあなたに 伝えられるよう
わたしは声を 伸ばします
笑顔にあえるまで あえるまで
いま にじが 薄くなります
切なさをあなたに 届けられるよう
わたしは声を ひそめます
その手を にぎるまで
もう にじは見えないけれど
ときめきをあなたが 感じられるよう
わたしは声を ふくらます
ひびかせよう 歌声を
いつまでも 歌いましょう
*この作品は2014年に福島県おかあさん合唱連盟会長三宅祐子氏によって委嘱されました。
著作権は同連盟に帰属します。