5S活動を考えていたら、エントロピーにたどり着いた
Watanabe.Y
5S活動。
ゴーエス、当社でも年2回の全体会で
「5Sだいじ、やっていこう」
毎回言うものの、徹底できません。
理想の5S、できていません。
むしろ、オフィス内も整理整頓
できていないことに慣れてしまって
環境整備をするという声すら
上げなくなっています。
先日会計事務所さんから
「5Sで仕事を効率化」
という資料をいただきました。
わたしの中で、
5Sは、読み方の頭文字Sの
5Sなのかと思っていました。
整理(せいり・Seiri)
整頓(せいとん・Seiton)
清掃(せいそう・Seisou)
清潔(せいけつ・Seiketsu)
習慣化(しゅうかんか・Shukanka)
*当社では、習慣化ではなく「スマイル」にしています
しかし、いただいた資料には
こんなふうに書かれていました。
整理 Sort(選別 の意味)
整頓 Set in order(秩序的に設定する の意味)
清掃 Shine(磨き上げる の意味)
清潔 Standardize(標準化する の意味)
習慣化 Sustain the discipline(規律を保つ の意味)
この5つの英語を要約すると
「規律ある状態を磨き上げ
秩序をもって保ちつづける」
こんな感じでしょうか。
わたしは、エントロピーの法則が大好き。
エントロピーの法則は、
「ものごとは常に混沌(カオス)に向かう」というもの。
きれいだった部屋が散らかっていくと
「これはエントロピーの法則どおり。
カオスに向かっている」と思います。
散らかった部屋は、自然にまかせていると
どんどん散らかっていきます。
散らかった部屋が
自然にまかせて整理されることはありません。
秩序(オーダー)を守るにはエネルギーが必要。
そんな感じです。
会社について、なにも置かないデスクで
Macを立ち上げ、書類を並べ、仕事開始。
一つずつ片付ければいいものの、あれもこれもやって
どんどんデスクの上は散らかっていく一方。
一つ片付けたら、二つ増えるみたいなことの繰り返しで
もうタイムリミット。
一旦広げたものを整理整頓して収めて
終わったものはゴミ箱へ
必要なものはバッグにしまって。
一日の仕事は、カオスとオーダーの繰り返し
そのなかでカタチを変えていきます。
そこに生まれるエネルギーがものごとを変えていくから。