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インタビューInterview

Tsuji.T

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1日の業務フローを教えてください

朝礼後にメールチェックをしてから、まずはその日の業務を整理してタスクの優先順位を付けています。私は新聞広告の制作を担当していて、代理店の担当者の方と常にやり取りをしながら業務を進めていく形です。

昔は週刊発行の求人誌を手がけていたので、日々〆切に追われるように働いていましたが、その頃に比べると今は1日のスケジュールにもゆとりが出てきました。その分、制作物の質を追求できるようになったのは嬉しく思います。

どのようなところに仕事のやりがいを感じていますか

新聞広告にはあらゆる業種の企業が出稿するため、この仕事をしていると広く世の中のことを見られるという喜びはあります。日々驚きや発見があり、知的好奇心が刺激される仕事です。

今は社会の変化するスピードがあまりに速くなっていますよね、私の世代ではともすれば置いていかれそうになりますが、広告の業界だからこそ、新しいことを学べる環境に身を置けているのかなと思うようになりました。また、最近では社内の若いメンバーとの会話も増えたのですが、彼らは本当に新しい知識や技術を吸収する力に優れていて、話をしていると自然と尊敬の気持ちを抱きます。そうやって若い人からも学ぶことができる今の環境にはとても感謝しています。

これまで携わってきた仕事の中で、最も印象に残っているプロジェクトや課題は何ですか

とある公益団体のお客様から、年度ごとに刷新される名簿や会報、各プログラム、報告書などを一括で発注していただいたのは、私にとって思い出深い案件です。それまでも単体で紙の制作物を担当したことはありましたが、これほど多くのツールをまとめて発注していただくのは初めての経験でした。打ち合わせやお見積りに始まり、各ツールの制作や工程管理、印刷など、本当に途方もない業務量だったのです。

中でも強く印象に残っているのが校正の作業ですね。冊子ですから厳重な文字校正が必要で、大量の制作物を社内のメンバーに協力してもらいながら全てチェックしていかなくてはなりませんでした。それぞれに忙しい中、あのとき協力してくれたメンバーには本当に感謝してもしきれません。

結局、全てを納品したときには案件のスタートから1年が経っていて、担当営業と「やっと終わった!」と共に肩をなでおろしたのを覚えています(笑)。

仕事をするうえで大切にしていることを教えてください

いつでも謙虚さと感謝は忘れないようにしたいです。経験から言えることですが、トラブルを引き起こすのはいつも自分の中にある「傲り」です。自分にはまだまだ学ぶべきことがあるという謙虚さと、支えてくれる人たちへの感謝を忘れないことが大切だと考えています。

また、忙しいときでも焦る気持ちを抑えて、一呼吸おいて冷静に判断することも心がけています。若い頃には業務が立て込んでくると「早く何とかしなくては」という気持ちばかりが先走っていました。結果的に成果物の質が下がるといった弊害があったため、今は楽観半分・慎重半分という心持ちで業務に取り組んでいます。

若いメンバーが昔の私のように焦っているのを見たときは、一声かけてクールダウンするよう促しています。若い人から多くを学ぶ日々ですが、長年の経験から俯瞰的に物事を見るのは年長者が得意とするところですから、そうした形で社内のメンバーの力になれればと思っています。

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