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インタビューInterview

Sugiyama.N

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1日の業務フローを教えてください

私の場合は午前中は出勤、午後から自宅でテレワークというスタイルを基本にしています。

朝は通常どおり出社してメールや仕事の段取りを確認してから、デザインの仕事に取り組みます。その後、お昼休みの間に移動して帰宅。家で仕事の続きをするという流れです。

私は現在小学生の子ども2人の子育て中なので、子ども達が帰る時間には家にいてあげたほうが、防犯の面を考えてもいいだろうと思って今の働き方を選ばせてもらっています。

一方で朝礼や朝の掃除などに参加し、他のメンバーの顔を見てコミュニケーションをとる機会があることも嬉しいです。出社とテレワークを半分ずつ。このバランスが今の自分にとって最適だと感じています。

どのようなところに仕事のやりがいを感じますか?

自分が手がけた制作物を街中などで見かけたときは、デザイナーという仕事の喜びを感じます。私はWebよりも印刷物の案件が多いので、新聞の折込広告など、リアルな日常生活の中で自分の仕事の成果を目にする機会が多いんですね。

例えばお客様のお店の前を通ったとき、私がデザインしたポスターや看板が掲示されているのを見ると「ちゃんとお客様の仕事に役立っているんだな」と実感できます。

営業担当者から「反響が良かった」とフィードバックしてもらえたときも嬉しくなりますが、デザインが社会の中で役立っていることを自分の目で確かめたときの喜びは、何にも替えがたいものです。

これまで携わってきた仕事の中で、最も印象に残っているプロジェクトや課題は何で すか?

私は入社して20年以上になりますが、今でも忘れられないのが新卒で入ってから5~6年程続いた求人広告の仕事です。

それは他の広告会社から発注された仕事だったのですが、週刊発行の求人広告というのは仕事に求められるスピードが速くて…。次から次へと送られてくる求人情報を〆切に間に合うように広告に仕上げていく作業は、まさに息をつく暇もないという感じでした。

とにかく入稿期限に間に合わせなくてはいけないと焦っているときに限って、何度も修正が入り、いつまで経っても校了にならずに泣きそうになったことは数知れません。

大変な日々でしたが、そこで得た経験値や精神的な強さが、今の自分の土台になっている気がします。どんなに強いプレッシャーがかかる場面でも、挫けずに乗り越えられるという自信がつき、今では求人広告というハードな仕事を若いうちに経験できたことに感謝しています。

仕事をするうえで大切にしていることを教えてください

今の私が特に意識しているのが、エンドユーザーの方々のことを想像しながらデザインすることです。

新人の頃にはお客様の顔色を伺うことが多く、お客様のご要望にさえ応えていればいいという意識が働いていました。ですが私たちデザイナーが制作する物にはすべて目的があり、それを果たすためには、ターゲットであるエンドユーザーの立場になって考えなくてはならないはずです。

高齢の方向けであれば大きな文字で読みやすく、お子様向けのものであればワクワクするようなものを。一つひとつは小さな工夫ですが、お客様も気づいていないような点まで気配りすることが、デザインのプロとしての役割だと思っています。

またデザイナーとして経験を積み、仕事にゆとりが出てきた今こそ、一つひとつのデザインのクオリティを厳しく追求することを自分に課しています。昔は先輩たちにデザインをチェックしてもらったり、改善点を教えてもらえたりしましたが、今は自分が教える立場ですからね(笑)

むしろ後輩の仕事をチェックするとき、改めて「ここは自分でも気をつけよう」と気を引き締めています。まだまだデザイナーとして成長する!という意欲を大切にしていきたいです。

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