Webサイト制作を通じて、お客様と地域の方々との関係づくりをお手伝い
Takikawa.S
いつも当社のコラムをご覧いただきありがとうございます!
今回のコラムは、福島県伊達市で障害のある方々の生活を支援する「生活介護 杜の笑」様の、Webサイト制作についてです。
「杜の笑」の管理者である加藤様は、以前も障害者支援施設で働いておられました。その当時から介護の仕事に高い志を持っておられましたが、いつしか「未来のある若い方のサポートがしたい!」と考えるようになり、10代の方々も多く利用する「生活介護 杜の笑」の事業を引き継がれることになりました。
当社の営業と加藤様は、加藤様が以前の職場にいらっしゃったときから30年来のお付き合いがあり、加藤様が生活介護事業所の管理者として再スタートされたとき、さっそく事業所のHP制作のご依頼をいただいたのです。
完成まで1か月、短い制作期間で良いWebサイトを作るには
今回「杜の笑」様がWebサイトを必要とするようになった経緯に、介護施設として県から補助金を受けるための条件として、Webサイトの整備が求められたということがあります。
補助金申請のためのWebサイト制作の最大の難関は、短い制作期間と限られた予算で、いかに良いものを作るか。今回も「杜の笑」様からご依頼をいただいてからサイト制作の〆切まで、およそ1か月という状態でした。
そこで当社のセミオーダープランをご提案させていただき、ある程度決まったWeb
サイトのフォーマットに写真やテキストを入れ込んでいく形で制作を進めることになりました。
最も重視したことは、施設でどのような時間を過ごすかイメージしやすいデザイン
今回のサイト制作で特に意識したポイントは、「利用者様のご家族の目線に立ち、施設での過ごし方がイメージしやすいサイトにすること」です。
一般的にこうした生活介護事業所ではWebでの情報発信にかける余力がなく、最低限の施設概要だけを記載した簡素なHPがよく見受けられます。
しかし利用者様のご家族としては「大切な人が多くの時間を過ごす場所だからこそ、雰囲気の良い施設を選びたい」と思うのは当然のこと。殺風景なホームページでは不安な気持ちが募り、見学申し込みにも二の足を踏んでしまうでしょう。
そこで「杜の笑」様では施設での様子を映した写真を豊富に掲載し、1日のスケジュールや年間のイベントもできるだけ細かく紹介しています。すべてはHPを見た方に「ここでなら楽しく過ごせそう」と安心してもらいたい、という思いからです。
1か月弱の短い制作期間でしたが、加藤様にも「良いサイトにしたい」と力強く言っていただき、管理者として大変お忙しい中で写真提供などたくさんのご協力をいただきました。
そうして無事完成したHPをいよいよ公開へ。すると驚いたことに開設して1か月も経たないうちに沢山のお問い合わせがあり、すでに施設の見学予約も入っているという嬉しいお言葉をいただきました!
Webサイト制作にあたって私たちが重視したことがうまく反映できたと喜ぶと同時に、「杜の笑」様についての詳しい情報がWebで公開されるのを、地域の方々がそれだけ多く待ち望んでおられたのだということを実感しました。
いきなり電話で予約をして施設見学に行くのは、勇気がいります。そんなときに実際の施設の様子がイメージできるWebサイトがあれば、申し込みをする方に安心してもらい、背中を押すことができる。そして施設と利用を希望するすべての方のご縁をつなぐことができます。
当社が手がけるWebサイト制作という仕事の、社会的な意義が感じられた案件でもありました。
お客様と地域の方々との関係づくりをサポート、それが私たちの使命
「杜の笑」の管理者である加藤様は、地域社会とのつながりをとても大切にされています。
介護施設を運営するなら地域密着でやっていくことが大切と、福祉の仕事の先輩に教わられたとのこと。「以前は生活介護事業所としての看板などもなく、ご近所の方々の中にも『一体何の施設なんだろう』と思っておられる方がいたと思います。それではいけないと思い、まずは地域に受け入れてもらえるよう努力しました」と、お話してくださいました。
当社もWebサイトだけでなく、事業所に掲げる「杜の笑」の看板を制作させていただき、地域の方々の認知度アップをサポート。次は学校訪問などのイベントに向けて、施設案内の紙媒体作成のご依頼もいただいています。
新たな管理者の指揮のもとで、生まれ変わっていく「生活介護 杜の笑」様。当社もブランディングのパートナーとして、今後もそのお手伝いをさせていただきたいと思っています。
当社ではWebサイトから看板、紙媒体まで、あらゆるツールでお客様と地域の方々との関係づくりをお手伝いいたします。「もっと情報発信をしていきたいけれど、知識がないし忙しくて手が回らない」とお悩みの企業の方は、ぜひ一度ご相談ください!
<Copywriter・Yoshino>