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今回は、幅広くマーケティング関連の事業を手がけ、当社のグループ会社でもある株式会社ケンオリ様のリクルーティングLP制作についてのお話です。

求めるのはマーケティングで活躍できる、新しい人材
ケンオリ様は創業時から新聞の折込広告の事業を続けてこられましたが、現在はWebサイト制作やSNS広告などのWebマーケティング、さらにはイベントの企画・運営など幅広い領域に事業を展開されています。

それに伴い、マーケティングの仕事の経験を持った若い人材が必要となりましたが、「ケンオリといえば折込広告」というイメージが強いせいか、大手求人サイトに広告を掲載してもなかなか望む人材が集まりませんでした。

新規事業を次々と手がけ、多忙を極めるケンオリ様。自社の採用のために効果的な戦略を練りたくても、多方面からのご依頼に対応するのに忙しく、時間と人手が足りない状況でした。

そこで、同じくWebマーケティングの分野で実績を持つ当社にご依頼をいただくことになったのです。

「ここならで自分も活躍できそう！」イメージが湧くインタビュー動画

今回お客様から「LPを制作してほしい」とご要望をいただきましたが、それ以外に内容についての細かな指示はありませんでした。打ち出すイメージもキャッチコピーも、全面的に当社に任せていただけたのです。

LPはインターネット上で見るチラシのようなもの。ユーザーを惹きつけて望むアクションに誘導するには、一定のセオリーがあります。今回も、まずはそのセオリーに従って制作を進めていきました。

求めるターゲットに確実に届く広告を作成したいと考えたとき、まず具体的な人物像を設定し、その人物が心を動かすような内容に作り込んでいきます。

広告とは、大勢に届けようとすれば1人にも届かず、たった1人に届けようとしたとき大勢に届く、そうした不思議な性質を持つもの。LP制作においては、特にこの人物像（ペルソナ）の設定が重要になります。

今回のケンオリ様の案件でいうと、制作するリクルートLPを届けようとしたのは「マーケティング業界で働いていて中途採用の社員。既婚者で子供がいて、郡山市在住の男性」。そこで、ケンオリ様で実際に働く社員の方々の中から、この人物像に近い人を探し、その人達の写真やインタビュー動画、1日のスケジュールなどを掲載してアピールすることにしました。

狙いはターゲットに「自分と同じような人が活躍している」と感じてもらうこと。

特に、より自然体の姿を映し出せるインタビュー動画の制作には力を入れています。インタビューの背景はオフィスの日常の風景にして、作り込み過ぎないような工夫も。これは、広告で理想的なイメージを強めてしまうと、実際に働いたときにギャップを感じてしまうリスクもあるためです。

リクルートLPは、ただ応募があるだけでは意味がなく、その人に入社後も長く活躍してもらう必要があります。社員の方が自分の言葉で話す様子を動画に収め、職場の雰囲気やそこでの働き方をリアルにイメージしてもらう。インタビュー動画には理想と現実の間を橋渡しし、本当の意味で企業と相性の良い人材を呼び込む効果があるのです。

ケンオリ様の案件は、最近特に動画というツールに力を入れている当社としての、こだわりが詰まったLP制作となりました。

企業様の本当の魅力を知ってほしい、当社がLPに込めた思い

今回LP全体を構成するにあたって、特に意識したのが「折込広告の企業」のイメージを払拭すること。そのため「マーケティング」という言葉を多用し、デジタルツールを中心とした総合的な広告系企業であることをアピールしました。

さらにケンオリ様が企画・運営したイベントの写真も掲載し、20代の転職希望者にも魅力を感じてもらえそうなキャリアの多様性を訴えたのです。

「ケンオリに入社すると折込広告の仕事をすることになる」。地元の求職者にそう思われていることは、ケンオリ様が折込広告の事業で確かな実績を挙げてきた証でもあります。しかしこれまでと違った人材を募集したいと考えたとき、長年の企業イメージがその妨げになることも。

今回は、新しい領域にも常に挑戦し続ける、ケンオリ様の正しい姿を求職者に伝えたいと思いました。完成したLPはお客様にも大変喜んでいただき、今後の採用活動のツールとしてさまざまな場面で活用してもらう予定です。

LPは一度作成すれば、各種メディアサイトやSNSなどあらゆる媒体で何度でも発信することができます。採用だけでなく、販売促進のためのLP活用にご興味をお持ちの企業の方もぜひ一度当社にご相談ください！

<Copywriter・Yoshino>