国際ロータリー第2530地区ガバナー月信【デジタル会報】
ロータリークラブは世界で35,000クラブ以上、120万人もの会員で組織され、地元の活動から世界規模の活動まで、幅広く社会奉仕に取り組む団体です。
かつてはウォルト・ディズニー 氏や松下幸之助 氏、身近なところでは古関裕而 氏など著名人も所属していた由緒ある組織で、福島県内各地にも60を超えるクラブがあります。
2023−24年度の県内クラブ活動を推進する運営責任者(国際ロータリー第2530地区ガバナー)が、福島市を拠点とする福島ロータリークラブから選出されたことを受けて、現在、クラブ会員向け会報誌「ガバナー月信」の制作をお手伝いしています。
ガバナーを輩出したクラブが持ち回りで運営事務局となり、会員の方からの投稿写真や観光名所など、毎年、趣向を凝らして会報表紙をかざってきましたが、今年度のガバナー月信は、福島市生まれの日本画家、齋 正機 氏の作品を表紙に掲載しています。
何気ない日常や風景をやわらかく描き出された作品は、心に染み渡るような懐かしさを感じさせてくれます。
最終ページには作品解説も紹介されていますので、ぜひご覧ください。
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今年度のガバナー月信は、環境への配慮もあり印刷はせずにデジタルブック化して、ホームページ上で配信されています。
デジタルブックは、クラウドサービスを利用して作成するのが主流で、PDFやJPEG等の画像から比較的手軽に作成できます。
組版工程では、印刷物の制作と大きく変わることはありませんが、デジタルブックは好みのサイズで閲覧できるので、情報量が多めでもフォントサイズを気にせずに組版できる点は、デザイナーとしてはありがたいところです。
PDFと比較して表示スピードが早く、動画の埋め込みやリンク設置、閲覧ログが取得ができるのもデジタルブックならではの機能。
会報や社内報、各種資料等、これまでの紙媒体をWeb上での配信を検討されている方は、お気軽にお問い合わせください。
〈Copywriter・Katsunori Akutsu〉