動画制作社内セミナー「伝えるをアップデート」その2
Kato.H
今週のコラムは動画制作社内セミナー「伝えるをアップデート」その2 としてお伝えします。
講師は、映像・広告制作会社として活躍されている、㈱フォーカス代表取締役の三津間謙一さんです。
1.動画の持つ力
動画の持つ力として、たとえば1分間の動画には、180万文字、WEBページにすると3,600枚分に相当する情報量があると言われています。
人間が持つ、五感の中の「視覚・聴覚」にアプローチができ、静止画とは違う、人の表情の変化やちょっとした仕草など「動き」によって感情に変化を訴えられる点が、動画最大のメリットであるという点から、ウェブサイト+動画という動画マーケティングに関わる4つのメリットがあります。
動画を活用する4つのメリット
1.豊富な情報量で理解促進・購買意欲をアップ
2.SEOの評価がアップしやすい
3.CV(コンバージョン)率アップにつながる
4.SNSを使用した幅広い層への広告効果
以上の4点は、映像コンテンツを活用して集客や宣伝活動・販売戦略を行う、動画マーケティングを行う上で非常に大切のポイントとなります。
2.企画構成
撮影を企画する上で、伝わる作品にするために「ログライン」を膨らませることが重要です。ログラインとは、「ストーリーの骨格」です。骨格を作るために必要な作業は下記になります。
1.ヒアリング
制作したい動画のイメージや表現方法、方向性、動画を通して伝えたいことを入念に打ち合わせします。
2.企画・構成
ヒアリング内容をもとに企画を立てます。コンセプトを構成(シナリオ)に盛り込みます
3.コンテの作成
動画の設計図となるコンテの作成。構成(シナリオ)をもとに実際のセリフや動作、撮影方法を示します。
特に、ヒアリングに関しては、企画・構成、コンテの作成・実際の撮影につながる非常に大事な部分となり、疎かにできない項目です。
3.まとめ
撮影業務において、企画・立案・制作に関与して業務全般をつかさどるディレクターは、非常に重要な役割を担うこととなります。
営業の視点から見ると、撮影にいたるまでのヒアリング力・企画・構成の重要さ、役割分担の大切さ、現場での対応力、先を考える力、コミュニケーション能力が必要というところは普段の業務に当てはめてみても、非常に共感できる部分でした。
実際の撮影に関しても、ロケハン(場所の下見)から始まり、撮影機材のリストの作成、使用するBGMの事前準備、撮影スケジュールの組み立て、撮影に伴う各種申請などなど、業種は違えど、いわゆる事前準備が非常に大切であることを再確認できました。
今は、スマホでも当たり前のように撮影でき、誰でもどこでも公開できてしまう時代です。そのような時代の中で、動画に限らずですが、企画・構成力が問われてきます。
お客様にご満足いただける「価値ある商品」を当社の最大限の対応力(時間・設備・企画力・技術)で、いかに提供していけるか。を考えさせられるセミナーとなりました。
真摯に・謙虚に、お客様のご依頼・ご期待に応えていきたいと思います。
セミナーの様子1
セミナーの様子2
<Copywriter/Hirokazu Kato>