会社・店舗が育つのに合わせて、ホームページもリニューアルしていきましょう。
Watanabe.Y
「パソコンでネットを見ているのって、会社のホームページ担当者とウェブ制作会社くらいじゃない?!」
そんなふうに言われるほど、ネットは今やスマホでみる時代。
ここ数時間の自分の行動を振り返ってみても、ランチのお店を探すのも、週末行こうと思っているクリニックの情報を見るのも、おもしろそうな本をチラ読みしてみるのも、全部スマホ。
このコラムを書くためにパソコンを開くので、参考情報を探すために、パソコンでネットを見るくらい。
パソコンでネットを見ながら、別の仕事のことをスマホで検索している、なんてことは日常茶飯事のこの頃です。
デジタルネイティブという言葉も死語になりつつあるほど、年齢も関係なく、だれもがネットを使っています。
わたしの85歳の父でさえ、暇があればスマホでスポーツ情報を見ていて、以前よりプロスポーツのことに詳しくなったみたい!
母に至っては、もらい物をすると、それがいくらするのか検索をして、値段当てにいそしんでいます。
こうした時代なので、ホームページは単なる企業紹介だけでなく、他メディアからの着地点にもなる重要な営業ツールでです。
社会の変化が激しいこともあり、ホームページのリニューアルのタイミングも短周期になってきています。
一度作ったら何年も変わりなく使う時代から、マメに修正・更新のメンテナンスをしつつ、数年でリニューアルする時代になっています。
●ホームページの賞味期限
一般的にホームページの賞味期限は、3〜5年と言われています。●ユーザビリティを重視
見にくい、使いにくいホームページは敬遠され、検討の対象から除外されてしまいます。●トレンドやスタイルの変化
変化している業務内容や顧客ターゲット、ニーズに合わせたPRが重要になります。
現サイトの現状を振り返ってみましょう。
[ 全体的な表現方法が古くなってきている ]
▶︎ デザインが今にマッチしていない
[ 情報量が少なく、各ページへの入り口も煩雑 ]
▶︎ どこに何が掲載されているか分かりにくく機能的でない
[ 他社との差別化がされていない ]
▶︎ あなたの会社・店舗の特徴や良さが分からない
[ アクセス解析を踏まえて、計画的な運用がされていない ]
▶︎ 効率的・効果的なPRがされておらず、営業機会を逃している
どれか1つでも当てはまったら、リニューアルを考えるタイミングです。
リニューアルをしてアプローチしたいターゲット層を分析・設定しましょう。
●ターゲット層
あなたの会社・店舗が集めたいのはどんなお客様層ですか?
【企業・個人・性別・年齢層など、現在の取引状況や、売りたい商品の特性に合わせて設定します。】
●比率
お客様の比率はどのくらいですか?
【現在のお客様の利用比率(男女・年代・職業等)や、公表されている各種統計情報を検証しターゲットを絞り込みます。】
●ニーズ
どんなニーズがありますか?
【上記で絞り込んだターゲットの中で、どんなニーズ(目的・趣味・趣向)を持った人に商品がマッチするかをイメージします。
リニューアルによって、ターゲットに効果的なデザインやレイアウトはもとより、ホームページの操作性や機能性も進化・強化していきます!
デザインのブラッシュアップ ▶︎ ブランドイメージアップ
主要コンテンツの明確化、導線の見直し ▶︎ UI・UXの改善
既存コンテンツの表現の刷新、ユーザー目線のコンテンツ追加 ▶︎ 認知度、評価アップ
計画的な運用、アクセス解析のルーチン化 ▶︎ アクセス数アップ、営業機会の増加
創業して1年目の会社と5年、10年の会社では、商品サービス内容もターゲットのお客様も違っているはずです。
先日ご相談いただいた一般家庭を対象にお金の相談を受けている個人事業主の方がおっしゃっていました。
「10年前、この仕事を始めたころは、自分もまだ30代で、子育てまっさかり。
お客様も同年代の方が多く、子どもを中心としたお金の運用方法のご相談が圧倒的に多かった。
だからホームページも若い人向けのデザインと内容でした。今、50才に近づいてきて、お客様は若いお母さん方よりも、やはり自分と同年代、40後半から上の方。
そうすると、落ち着いたシンプルなデザインがいいし、内容ももっとダイレクトに分かりやすい表現がいい。」
会社も店舗も育ちます。
育った体格と精神年齢にあわせて、外にむかう情報の窓口としてのホームページもリニューアルはだいじな営業戦略です。
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