今だからこそ、社内報について考えてみませんか
みなさんの会社では、社内報を作っていますか?
「うちは、全員の顔が見えるくらいの規模だから、必要な情報は日常的に伝わってるし、なくてもうまくいっているよ」
そういった声が聞こえてきそうですが、ほんとうにそうでしょうか。
社内オンライン会議やSNSなどメール以外のツールの活用の機会が増え、社内のコミュニケーションは格段に良くなったように見えますが、コロナ禍によって必要に迫られた、自然発生的な手段と捉える識者もいらっしゃいます。
もしかしたら、社長の想いは社員に伝わっていないのかも。。。
このような時代だからこそ、もうちょっと踏み込んで、全社的なコミュニケーションツールとして、社内報の導入を考えてみませんか。
「わかってはいるけど、まぁ、定期的に発信するのは大変そうだし…」
お気持ちは分かります。
が、販促活動と同じ視点で捉えるといかがでしょうか。
ふだんから商品・サービスPRのために積極的な販促展開をされていると思いますが、社内向けのPRとして社内報を位置づけてはどうでしょう。
方針や会社が目指すところを共有、社内コミュニケーション促進など、内面的な部分から会社の成長を図るのが、社内報なのです。
社内報はわが社の歴史・自分史
毎月、お付き合いのある社長からお送りいただいている社内報「社長通信」(外部に発信しているので社外報とも言えますね)があります。
ちょうど200号を迎える記念号で、発行当時からのエピソードが綴られていました。
2006年、A4片面の一枚から始まったという社内報。社長就任後、どう経営していったらよいか迷っていたところ、とある企業で取り組んでいた社内報に感銘をうけ、早速「社長通信」として発行したのがきっかけだったそうです。
自社の考え方を広く伝えたいという信念のもと「心の栄養」として積極的に読書をはじめたという社長。
毎月紙面で紹介されるおすすめ本や社員の読書感想文は、とても参考になっています。
~学ぶ、共有する、その先にあるもの~というサブタイトルが沿えられた記念号でしたが、社長の想いが、私たち社外の人間にも伝わってくる内容です。
最後は「社内報はわが社の歴史・自分史」という言葉で締めくくられていました。
コツコツと継続していくと、いずれ蓄積され歴史となる。社内報の良さでもあると思います。
社内報をつくるためのポイント
では、効果的な社内報とは?
会社の方針や規模によってさまざまかと思いますが、一般的に大きく3つのポイントを抑えることが大切といわれています。
💡 ポイント① 経営理念・ビジョンへの理解・共感を高める
たとえば、社長メッセージ、業績報告、商品・サービス紹介、プロジェクト・委員会からのお知らせ 等
💡 ポイント② 社内の人や組織を知る
たとえば、職場・部署紹介、社員紹介、インタビュー・座談会 等
💡 ポイント③ 会社が抱えている課題の解決を目指す
たとえば、活動レポート、お悩み相談、アンケート、業界ニュース、お客さまの声 等
真面目なネタばかりでは、読んでもらえないかもしれません。誕生日などのお祝いごと、グルメや愛読書・趣味の紹介など、面白いネタ、ユニークな企画も
程よく交えて、読み物として気軽に楽しめる要素も忘れてはいけませんね。
先述の社長通信は、毎月メールでPDFを送っていただいています。
コスト面を考えると手軽でおすすめの方法です。
最近はPCやスマホで閲覧できるWeb社内報もありますし、文章を作るのが苦手という場合は、動画を使ってメッセージを発信をしてみるのも効果的です。
いずれにせよ継続が大切。
むりのない範囲で、自社にあった方法で、社内報をはじめてみてはいかがでしょうか。
御社のスタイルに合わせた社内報、ご要望に合わせてご提案いたしますので、お気軽にご相談ください。
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〈Copywriter・Akutsu〉