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ホームページリニューアルのタイミング、5つのポイント

Watanabe.Y

先日伺ったお客様に、ホームページに関してこんなことを言われました。

「前回ホームページを作ったときに、ホームページは3年から5年でリニューアルした方がいいって言われましたので、そろそろかと思っていました」

 

 

このお客様のホームページは、6年ほど前に制作させてもらいました。
当時はまだ会社パンフレットをつくるか、ホームページをつくるかという選択肢で悩まれる方も多かったですし、スマホの普及率も50%程度。またまだネットの情報はパソコンでみることが多かった頃です。

 

 

ホームページをみるデバイスといった環境も、機能もデザインも、とても早いスピードで進化しています。
つい数年前に制作したものでも、時代にあわせれば情報も多々必要になってきますし、社会がかわれば、企業や店舗の商品やサービス、ホームページの目的自体も変わって当然です。

 

 

具体的にどんな点で、ホームページのリニューアル時期を考えればいいのか、5つのポイントで紹介します。

 

 

以下のどれか一つに当てはまったら、リニューアルを考えるといいと思います。


1. スマートフォン対応になっていない

 

今やネットを見るのは、9割方スマートフォンです。
自分の行動を振りかえってみても、「?」と思うことがあればすぐに“スマホで検索”です。
スマホ対応になっていないホームページは、パソコン版のページがそのまま表示されるので、全体的にこちゃこちゃしています。
そしてなにより「文字が小さい!」
ハ○○ルーペのCMのように、文字が小さいだけで見る気も失せて、放り投げられてしまいます!

 

内容がよくても、見られないページ、人が離れていってしまうページ。
これは悲しいです。

 

 

今の主流は、スマホでも閲覧しやすい「レスポンシブデザイン」です。

 


2. 前回制作してから5年以上が経っている

 

多分、ホームページを作ったときには、けっこう苦労し、お金も時間もかかったと思います。
ですから、このままでもいいかな、という気持ちもよくわかります。

 

しかし、多くの企業や店舗は、5年前とは状況がかわっているはずです。
商品やサービスはブラッシュアップしているでしょうし、対象とするお客様や利用者も変わっています。いろんな努力を蓄積して、今の状態があるはずです。
本来ホームページは、自分たちのことを知ってほしい、お客様を集めたい、商品サービスを販売して売上につなげたいというのが最終的な目的ですから、情報はあたらしく、ユーザーにわかりやすくして、見た人に満足感を与えられるようにしなければなりません。


3. 更新がめんどうでほとんどできていない

 

「更新がめんどう」という状態には、いくつか理由があります。
まずは、自分たちで更新ができない。
ホームページを制作した段階では専門の担当者がいたけれども、部署が変わってしまった。または、辞めてしまって、よくわからなくなってしまった。
あるいは、お願いしていた業者の対応がよくなくて、頼むのが億劫だし、お金もかかる。専門的なことをいわれて混乱する。だから放置している。

 

更新はホームページの最重要な要素です。SEO対策としても、とても有効ですので定期的にすべきです。

 

今では、CMSという形式で業者に制作してもらって、更新は自分たちで手軽にし、有益な最新情報を発信するという方法が圧倒的に増えています。

 


4. コアな情報以外に不具合がある

 

具体的には
・ページがなかなか開かない
・ページをたどっているうちに迷子になる
・メールフォームが記入しにくい
・ワンタップで電話ができない
文字が小さくて読みにくい、必要な情報が探せないということ以外にも、見に来てくれたひとにストレスをかけるようなホームページは、お客様がどんどん逃げていきます。

 

例えば、同エリアの同業者が、つねに最新情報を上げていて、使い勝手がよくて、わかりやすいホームページを持っていたとしたら、比較検討のなかで、すでに大きな差をつけられてしまっています。


5. 思いがこもっていない

 

最後に、とても観念的な表現をしてしまいますが、今や一度もあわない人とでもネットを通じて商取引ができてしまう時代です。
単に、モノ・コトだけの情報展開では、人の気持ちも行動も動かせません。

 

 

使い勝手のよさ、わかりやすさはデザインで表現できますし、また、そこに気を配れる企業や店舗の思いのあるなしで、熱量は大きく変わっていきます。
デザインというのは、文字の大きさであったり、ページのたどりやすさであったり、気配りの表現といってもいいかもしれません。

 

例えば、いい人材を採用したいと思って、ホームページに雇用形態や待遇といった条件だけを上げておくのと、そこで働いている人がどんな思いで仕事をしているのかの生の声をあげるのでは、情報としての熱量がまったく違います。

 

ホームページは単なる情報ではなく、熱を込められる思いの集積なのです。

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