これからのSNS動画の主流派?縦型動画のメリットとデメリット
みなさんこんにちは!
最近SNSやYoutubeなどをチェックしていると縦型の動画が投稿されているのにお気づきですか?
近頃はいわゆるSNS「映え」を狙う写真よりも、自分自身を映像で表現する、シーンを共有するという使い方が一般的になりました。
そんな中で急激に「縦型動画」がトレンドになっているというワケです。
縦型動画が投稿できる代表的なSNSとしては下記のようなメディアがあります。
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TikTok
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Instagram (ストーリーズ、IGTV)
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Facebook (ストーリーズ)
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Twitter (Fleets)
など、主要SNSは昨今の動画コンテンツの人気から動画投稿への機能を拡充し続けています。
特に縦型動画のショート動画がメインで使われるTikTokでは、
ダンスやアクロバット動画・チャレンジ動画などが共有され、
若年層を中心に爆発的に広がりました。
このムーブメントに追随する形で各SNSメディアが縦型動画に力を入れています。
スクエア写真が特徴的だったInstagramも
縦長のコンテンツを取り入れたStoriesがすっかり定着しましたし、
Youtubeでも縦長のショート動画が投稿できるようになるなど、
縦型動画を目にする機会も増えていますよね。
メディアの反応から見ても、縦型動画への注目の高さが伺い知れます。
縦型動画の特徴
縦型動画が一般化した背景には、
スマートフォンでのWeb閲覧率が半数を超え、
SNSにおいては80〜90%がスマホからの閲覧という傾向があります。
縦型動画は、スマホでの閲覧が主なSNSメディアに最適で、
スマホで撮影したような見え方で違和感がない。
視聴者がより主観的に没入できる。という特徴があります。
まさにスマホ時代のニーズにマッチした動画と言えるわけです。
横型動画は「魅せるコンテンツ」として作られることが多く、情報量・撮影技術など、
映像そのもののメッセージ性やクオリティに重きを置かれていることが多いです。
縦型動画の場合は、SNS上で短時間で消費されるショート動画が主流で、
映像クオリティよりもインパクトや話題性が求められます。
そのような中で「動画が目を惹き拡散されるサイクル」を作ることが重要になります。
そのためにはクオリティだけでなく数も重要になるのですが、
スマートフォンアプリでいつでも撮影・編集も行えるため、
この手軽さが大きなメリットになります。
いつでも、誰でも動画編集ができるSNSの機能の進化
動画の編集というと専門のツールを使って、装飾を考えて、、、と難しそうですが、心配は無用です。
SNSには簡易的な編集機能がついているものが多く、
用意された装飾からアプリ上で簡単に編集・投稿できるような仕組みになっています。
各SNSの反応の高さが縦型動画の持つポテンシャルの高さを表していますよね。
いわゆるガチ勢と呼ばれるユーザーの中には複数の編集アプリを使い分けて1つの動画にしている人もいます。
一昔前には専門ソフトでなければ実現できなかったことが、
ものによっては無料で無料で、手元のスマートフォンで利用できるので、
まずは簡単な編集からチャレンジしてみると良いのではないでしょうか?
縦型動画のメリットとデメリット
縦型動画のメリット
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スマートフォンの縦画面に最適な視聴しやすいWeb事情に合っている
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被写体が人である場合、バランスがとりやすい
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SNSでユーザーが手軽に視聴できる
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横型画面でも視聴可能
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SNSの簡易編集機能で作成簡単
縦型動画の最大のメリットは、「スマートフォンでの視聴に最適化された画角」ということ。
ユーザーにストレスなく、短い時間で、主観的に見てもらうことが重要になります。
自身のSNS上でこまめに情報発信することででユーザーの囲い込みやファンの獲得が見込めます。
もちろん、SNSの運用からプロにお願いすることもですが、コストもかかります。。
そんな時は、
●ブランディング動画など、作り込む動画はプロに依頼する。
●普段のイベントなどの情報発信は自身で行う。
など目的によって使い分けるという使い方もできますね!
縦型動画のデメリット
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横幅が狭いため、情報量が少なくなる可能性がある
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素材が横型の場合には、適正な画角にならない可能性がある
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メディアの性質上、長時間の動画は視聴者が飽きてしまう可能性がある
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PCで閲覧された場合、画面が狭く映像が小さく見える
縦型動画のデメリットはズバリ、縦長ゆえの画角の狭さが挙げられます。
ただし、これらのデメリットはPCで見た横型動画の特性と比べてということであり、
●余剰スペースは、装飾や情報スペースに
●狭い画角を利用して、被写体に寄った表現にする
●縦動画と横動画の特性の違いを使い分ける
など、工夫次第でメリットにもなり得る要素です。
まとめ
ここまで縦型動画のメリットとデメリットを紹介してきましたが、
縦型動画は
●視聴環境の8〜9割!スマートフォンに最適なサイズ
●SNS動画の主流になりつつある
●SNSやアプリの機能で誰でも編集にチャレンジできる
誰でも動画編集が楽しめるようになったということは、
競合も多くなっているということ。
広報における動画の役割は、達成したい目的を表現することなので、
動画投稿だけでなく、広告や他媒体との組み合わせも重要となります。
販促やプロモーションに動画を活用したいとお考えの方は、
それらの組み合わせを一緒に考えてくれるプロに頼むことも一つの手段です。
皆さんも、近年身近になった縦型動画の利用にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
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