COLUMN

販促ツールにどんな内容を入れ、どんな表現をしたらいいか、悩んでいる方に読んでいただきたいコラム

2021.02.04

販促用のリーフレットを作成したいというご依頼を受けた際
「では、リーフレットに載せる原稿をください」と言うと
「わかりました。まとまったら連絡します」という返答をいただきます。
しかし、時に、待てど暮らせど連絡が来ず、いつになっても進まないということがあります。

 

「原稿はできましたか?」とこちらからメールや電話で尋ねると
「いや、忙しくって、まだまとまっていないんです」というお答え。
「では、まとまったら連絡ください」と言って、また待ちます。そして、また進まず。

 

多くの方は、こういった販促ツールを作ることには慣れていませんので
「なにを載せたらいいんだろう」
「どんな風にまとめたらいいんだろう」
「でも、原稿をくださいって言われたし、原稿がないとお願いできないんだ」
と思って、先に進めなくなってしまっているようなのです。

 

よくよく考えて見ると、多くのお客様が必要としているのは、販促ツールをレイアウトしてくれる人や印刷用のデータを作ってくれる人というより、いっしょに考えて作ってくれる人なのではなかと思います。

 

リーフレットなどの販促ツールを作りたいとおっしゃる方には、3パターンあります。
1. 原稿も構成も決まっていて、上手にレイアウトをしてくれる人を求めている方
2. だいたい「こんなものを作りたい」という構想は決まっているけど、表現に悩んでいる方
3. 企業・店舗・商品のPRがしたいけど、どんなツール、どんな内容を打ち出せばいいかがわからない方

 

今回は、2.の「だいたい「こんなものを作りたい」という構想は決まっているけど、表現に悩んでいる方」のヒントになるような内容を書いていきたいと思います。

ヒヤリングをしながら、内容を絞り、まとめていく

 

今回の例として、このサイトでも取り上げている金属リサイクル会社のリーフレット作成の進め方をご紹介します。

デザインと内容を統一した販促ツールで営業活動を活性化【本宮市・渡辺孫六商店】

こちらのお客様の最初のコンタクトは、こうでした。
「競合他社も増えてきて、当社でも積極的に営業をしなければならいと思っている。

まずはリーフレットを作りたいので来てほしい」

 

大きな目的としては、「営業展開をして売上アップをしたい」。

そのため営業時に使える販促ツールを作りたい、ということです。

お客様面談でヒヤリングしていったことは、
・どんな方がお客様なのか
・どんな商品サービスがあるのか
・アピールポイントはなにか

 

これを伺った上で、その中でも特に訴えたい内容をお聞きします。
一企業の事業展開は、多岐にわたることがほとんどです。
しかし、全部を一つのツールに盛り込むことは、情報が多すぎて、それを見た人にぼんやりとしたイメージしか残せず、結果につながらないということが起きることがあります。

特にリーフレットの場合は、入れられる情報量にはかなりの制限がありますので、たくさんある情報から、ポイントを絞ってツールに落とし込んでいくという作業が必要です。

 

今回は以下の3点を強調することにしました。
金属リサイクルの、1.「買取」、2.「持込も引取もオッケー」、3.「取扱商品」

 

1. に関しては
「買取」という言葉を、各ページに入れました。
「買い取り」でも「買取り」でもなく「買取」に統一

2. に関しては
「お持ち込みもお引き取りもOK!」
「持込歓迎・出張引取」という言葉を、各ページに入れました。

3. に関しては、具体的な商品名と写真を入れることで、買取れるものの種類の多さを打ち出しました。

 

こうしてまとまったリーフレットを振り替えると、かんたんなように見えますが、ここまで来るのにはお客様と深く話しをしなければなりません。
現在の売上構成、最近の変化・傾向、競合他社の動き、顧客傾向、etc.
さらには、会社の成り立ち、いままでの歴史、これからの方向性、
作成したツールの配布方法などもイメージすることで、入れ込む内容が絞り込まれてきます。

 

使う側が気にいるデザインなら、営業活動も活発になる

 

内容が決まってくると、おのずと打ち出したい内容にあった紙面デザインが見えてきますが、販促ツールはあくまでも、そのお客様が自分たちで使うものなので、「使いたい」と思えるものでなければなりません。

好みの色、好きな書体、そのお客様がいいと思っている他社の販促物を探っていきながら紙面デザインを整えていきます。

お客様の中には、ときどきこんなことを言う方がいます。
「今、手元に残っているリーフは、デザインとか色合いとか気にいらなくって、なんだか営業に使いたくないんだよね」

 

広告も販促も、人の心を動かすためのツールです。
感覚的なことなのですが、まずは、使う方自身の心がワクワクするようなもの、気に入って使えるようなものでなければならないというのは、今までこの業界でクリエイティブをやっていてとても感じるところです。

 

今回のリーフレットでは、金属リサイクルの硬いイメージを出すために、黒とグレーをメインの色にし、ワンポイントに彩度を抑えた青を配色しました。
そして、写真以外は極力色を抑え、かつ、書体も角ばっていて硬いイメージの太めのゴシック体を使いました。

リーフレットと同時に、ウェブサイトのリニューアルも行いました。

実際のリーフレットとウェブページは、事例として紹介したブログに掲載しています。
こちらをご覧ください。

デザインと内容を統一した販促ツールで営業活動を活性化【本宮市・渡辺孫六商店】

 

実際の営業活動は、ここからはスタートです

リーフレットとウェブサイトはできました。

できたツールを使って実際に営業をしなければ売上アップにはつながりません。

 

リーフレットのような紙媒体なら、だれにどうやって配るのか、配ったあとのアクションはどうするのか。

ウェブサイトも、このサイトを見てもらうためにどうするのか。名刺や封筒にもアドレスを記載したり、広告にQRコードを入れたり、お知らせなど更新内容を検討して、定期的な更新を行ったり。

 

他にも、実際に問い合わせがあったときの対応の仕方、リピーターになってもらうためにはどうするかなど、組み立てていくことはたくさんあります。

 

販促ツールを使いこなすところまで、いっしょに考えて実行できる関係性ができるように、わたしたちも日々知識をつけ、技術を磨き、よりそう気持ちを持ち続けていきます。

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