見る、聴く、知る。そしてじぶんを振り返る
Watanabe.Y
ピアノを習っていてよく言われるのが「他のひとの演奏を聴きなさい」。それから「じぶんの音を聴きなさい」
だいたいが、どちらもできていない。
いまはわざわざCDを買ったり、コンサートに行かなくても、Youtubeでいろんな演奏が聴ける。でも、楽譜を見て「弾けるようになる」ことを急いでしまう。
そもそも、「演奏する」ってなんだろう。
曲が弾けることが、演奏することなのだろうか。
先日社内の会議で「デザイン力をどうやって磨くか」という話題になった。
そもそもデザインも とはなんぞや、という議論は置いておいて、話にでたのは、
1. 他のデザインに関心をもつ
2. いいと思ったデザインを検証してみる
3. 検証して真似てみることで、記憶にとどめる
4. 引き出しをたくさんつくる
というようなこと。
音楽演奏と同じで、これプラス、じぶんが作ったものを客観的に振り返ることもだいじだと思う。
音楽の場合、楽譜をみて弾いているときは、弾くことに夢中で、じぶんがどんな音を出しているのか、他人が聴いた時どう思うのかなんて、ぜんぜん気にしていない。
でも、だいじなのは、他人がみてどうなのか。
じぶんがどんな仕事をしているのか、じぶんでじぶんを検証する。じふんの思い通りに、じぶんがいいと思うものになっているのか。いいと思うものを表現するよう、じぶんがコントロールできているのか。
話がちょっと広がってしまうが、営業も同じ。
営業を上達させる一番の方法は、じぶんの営業を録音、または、録画して見てみること。
その画を見て「この人と仕事の付き合いがしたいか」を客観的にみる。
じぶんを知ること。だいじです。