社長ブログBlog

純粋に自分の生活に置き換えて、良し悪しを考えてみる

Watanabe.Y

先日、仕事での打合せ予定まで少し時間があったので、

近くにある書店に立ち寄りました。

 

かつては休日やすきま時間にふらっと立ち寄っていた書店ですが、

一体いつぶりだろう。

店舗は、ずいぶん様変わりしたように感じました。

書店というより雑貨屋?文房具屋?ファンシーショップ?

 

書店では本が売れなくなったんだなぁ。

 

自分の日常を振りかっえってみると

本を読む機会は決して減ってはいませんが

今はもっぱら、図書館利用かAmazonでの購入。

 

図書館もネット予約ができるようになったので

気になる本があれば、まずは図書館で検索。

そして、予約、図書館になければ、Amazon検索。

 

購入するものもあるけれど、手元に積んである本もあるので、

すぐには買わず、「後で買う」カートに入れ数ヶ月後に再度検討。

 

 

なぜこういう行動になってきたかといえば
わざわざ本屋に行く時間がもったいないのと
本屋でだれか知り合いにあったら気まずいなと思っているのと
本は大抵一度読んで終わりで
リサイクルする手間が面倒だと感じてているのと
例えば、同じ1500円の本でも
とてもよかったと思えるものと
まったく響かないのとあって
同じ対価を支払うのを疑問に思ったこと

本は所有する必要がないとも思い始めていて
家にある本も断捨離をしているところ
家に本を在庫にしている意味ってなにかあるだろうか
今だって読みたいときに読めているし
そのもの自体が、手元にある意味って?

そんな感じなのです。

 

現実的に、書店には行かなくなりましたが
以前に比べて読む冊数はむしろ多くなりました。

 

毎日新聞発行のエコノミスト1月10日号に「出版業界事情・止まらない書店減少に次善の策を」という記事が掲載されていました。

全国の26.2%の市町村には新刊書店がない。
さらに書店は減り続け、書店のない自治体は増えている。
2001年に約21,000店あった新刊書店はこの20年で半減。

減った最大の理由が、雑誌が売れなくなったこと。
もともと日本の書店は、ブックストアというよりマガジンストアであって
売上に占める雑誌の比率が高かった。

1990年代なかばに比べると、雑誌の販売金額は約3分の1。
販売部数は4分の1にまで縮小している。

 

全国の26.2%の市町村には新刊書店がない。
さらに書店は減り続け、書店のない自治体は増えている。
2001年に約21,000店あった新刊書店はこの20年で半減。

減った最大の理由が、雑誌が売れなくなったこと。
もともと日本の書店は、ブックストアというよりマガジンストアであって
売上に占める雑誌の比率が高かった。

1990年代なかばに比べると、雑誌の販売金額は約3分の1。
販売部数は4分の1にまで縮小している。

 

印刷業に携わっている身であったとしても、

個人的な生活で、新刊書店が減っても、雑誌がなくなっても、

不便を感じることは、今のところありません。

 

むしろ、もっとネット環境がよくなると、

情報を集めたり活用したりしやすくなるし、

住居や事務所といった空間の使い方もよりよくなるイメージがあります。

 

この記事は、さらに以下のように続けています。

紙の雑誌が売れなくなった要因は、社会のデジタル化や人口減少など複雑だが、この流れは不可逆的。
書店にとって雑誌の穴を埋める商品を探すのは難しい。

本に触れる場を新刊書店中心で考えるのはもう無理だ。

同じようなことは、他の業種でも起こります。

不可逆的な流れのなかで、どう次善の策を打ち出していくのか。

 

仕事の組み立てでも、利害関係に縛られず、

純粋に自分の生活や思考に置き換えてみてどうすればいいのか。

基準として、うれしい方、たのしい方、役に立つ方へ変換していく。

 

その方が、よりよい答えへ近づいていけると思うのです。

一覧へ
もっとコラムを読む

お問い合わせ

Contact

メールフォームまたはお電話より
まずはお気軽にお問い合わせ・

ご相談ください。

受付時間/月〜金曜 8:30〜17:30