石川県金沢市の芝寿しさん訪問、2代目社長から多くの学びをいただきました。
Watanabe.Y
郡山市倫理法人会でのご縁で、5月17日に倫理経営講演会の講師を務めていただく梶谷晋弘さんを訪ねる機会をいただきました。
梶谷講師は、石川県金沢市の株式会社芝寿しの2代目の社長で、現在は相談役です。
株式会社芝寿しは、昭和33年創業で、押し寿司をを中心に、お弁当関連商品を北陸3県のショッピングモールや駅ビル、空港への出店、ショップサイト運営などで展開をし、従業員数550名、年間売上高35億の企業です。
4月26日10時に金沢駅でお目にかかり13時すぎに駅までお送りいただくまで、梶谷講師の言動一つ一つが勉強になるものでした。
会社の事務所に入るとすぐ、玄関には先代で創業者のお父様、そしてお母様などの写真や、創業期にまつわる資料が展示されていました。現在にいたるまでの歴史をだいじにされていることが伝わってきました。
社内をご案内いただきましたが、社員全員が立って挨拶。
事務所内はとても整理整頓されていて気持ちよく、また、梶谷講師がすれ違う社員一人ひとりとちょっとした言葉を交わしていましたのがとても印象的でした。
創業からここ最近のことまで、お話しをいただきました。
事業拡大のタイミングが何度かあって、すべて人とのご縁と、まるでなにかはじめから仕組まれたかのように運命的なものだと、いうお話しでした。
現在5500坪の広大な工場を持つようになったのも、偶然、運命だったと思うということでした。
事業を進める上では、常に、人に焦点をあてています。
例えば、経営者の使命は、働くことの喜び、人に喜んでもらえることを、社員といっしょに考えてやることだと。
経営として、財を残すのは下、事業を残すのは中、人を残すのが上。そんなこともおっしゃっていました。
最後、駅にお送りいただく車中で、
「わたしは、純粋倫理のことは正直、そんなによくわかっていない。
けれども自分の倫理観や哲学観が、どのように経営に好機をもたらしてきたはお話しできる。
少しでもみなさんのお役に立てばうれしく思う」というお言葉をいただきました。
5月17日の講演会では、心動かされるお話しがたくさん聞けることと確信しています。
ぜひ、会社のみなさん、お知り合いの方などお誘いの上、お越しください。
講演会に関しては、郡山市倫理法人会ホームページをご覧ください。