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消費者購買行動モデルの変遷

Watanabe.Y

消費者購買行動モデルの変遷をまとめた項目がありましたので、掲載します。


アメリカ、サミュエル・ローランド・ホールが定義
AIDMA
1.Attention(注意)…商品、もしくはその広告(情報)に触れる段階
2.Interest(関心)…1を経た消費者が、商品に関心を持つ段階
3.Desire(欲求)…2を経た消費者が、商品を欲しいと思う段階
4.Memory(記憶)…3を経た消費者が、商品や購買欲求を記憶する段階
5.Action(行動)…4を経た消費者が、実際に購買する段階


インターネット経由での購買行動に焦点を当てて電通が提唱
AISAS
1.Attention(注意)
2.Interest(関心)
3.Search(検索)…パソコンを使って商品情報に触れようとする段階
4.Action(行動・購買)
5.Share(共有)…購買後の感想・評価などをネット上に公開し、他者と共有する段階


2004年アンヴィコミュニケーションズが提唱
AISCEASが
1.Attention(注意)
2.Interest(関心)
3.Search(検索)
4.Comparison(比較)…類似の情報を収集し、比較する段階
5.Examination(検討)…4を経て、検討・選択する段階
6.Action(行動・購買)
7.Share(共有)


2011年電通モダン・コミュニケーション・ラボか提唱
SIPS
1.Sympathize(共感)…消費者が情報に触れ、共感する段階
2.Identify(確認)…1を経た消費者が、その情報が自分にとってどのような価値があるか(あるいはないか)を確認する段階
3.Participate(参加)…2を経た消費者が、その情報・商品・広告に(私的に)参加する段階
4.Share & Spread(共有・拡散)…3を経た消費者が、別の消費者と情報を共有したり、さらに情報を拡散したりする段階


ガイアックスが提唱
AISA
1.Attention(注意)…消費者が情報に触れる段階
2.Interest(関心)…1を経た消費者が、商品に関心を持つ段階
3.Social Filter(ソーシャル・フィルター)…2を経た消費者が、インターネットを介して他の消費者の評価や使用感、個人的な意見やクレームといった情報(ソーシャル・フィルター)を参照する段階
4.Action(購買)…3を経た消費者が、実際に購買する段階


日経BP社 経営ハンドブック2018年版より

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