日本マクドナルドのAI広告の炎上にみる
Watanabe.Y
日本マクドナルドのAI広告をみて、わたし自身は当初「なぜそんなに炎上するのか」と思っていました。
正直違和感もあまり感じませんでしたし。
しかし、記事を読んで腑に落ちるところがあり、
わたし自身が違和感を抱かなかった理由もわかりました。
YAHOO!ニュース
「気持ち悪い!」と炎上した日本マクドナルドのAI広告に“決定的に欠けていたもの”。海外マックのCMを見て気づいたのは
この記事で考察されているのは、
「気持ち悪い」とまで言われる強い嫌悪感や批判は、AIによる動画制作そのものではなく、表現の印象面。
その根本要因は、
「これまで何度となくマックフライポテトを食べてきた、愛してきた顧客に対する敬意の欠如」と述べています。
「人それぞれマックフライポテトとのエピソードがある。多くの人がマクドナルドからもらった温かな記憶や思い出に対して、マクドナルドとして敬意や感謝、共感といった気持ちが、この動画に間接的にでも込められていたのか」
「多くの人々は、自分たちが長らく重ねてきたリアルな思い出や体験とはつながりにくい、どこか人工的で温もりのない単発的なシーンをつなぎ合わせた動画に、「マックフライポテトの世界はこんなんじゃない!」という拒否感を抱いたのではないか」
わたし自身は、マックフライポテトとの思い出がほとんどありません。
だから、このAI広告を見ても拒否感はなく、むしろ、こういう表現もありのかと単純に感じてしまったのでしょう。
蓄積されているブランドイメージは壮大だということでしょうか。
広告を制作する側としては、ブランドや企業のもつイメージを損ねることなく、よりクオリティを上げるためのデザインや打ち出し方を提案することがだいじということなのだと感じました。
他国のマックフライポテトのCMを紹介しながら、この記事はつづきます。
一読に値する記事です。