喜婚男と避婚男
Watanabe.Y
2011年5月発行と、少し前の本ですが、マーケティング視点でとてもおもしろいものでした。
「喜婚男と避婚男」ツノダ姉妹著
「家事育児を厭わず、妻子を愛し、それを公言して恥じない『喜婚男』。一人で過ごす時間こそ最高と考え、結婚にメリットを見出さない『避婚男』。『男のオウチ進出』によって生まれた彼らの動向から現代の世相を読み解く」
バブル景気で完成した「女の時代」。社会進出、グルメ、旅行、自分磨き、飽くなき欲望を炸裂させ、外へ外へパワー溢れる好景気時代の話。
ウチヘウチヘと向かうイマドキの男性は、オウチの中で様々な楽しみや生き甲斐を見つけて、そこに心穏やかな幸せを見出しています。「草食系男子」「弁当男子」「スイーツ男子」「イクメン」「カジメン」。穏やかで、ふんわりと、優しい幸せ。
最近平野ノラにハマっているわたしには、とても楽しめる本でした。