写真画像に期待するもの、単なる事象とストーリー性
Watanabe.Y
同じ内容のものでも、配置によって全体のイメージは大きく変わります。
この写真は、単純に、各画像の右下のぶどうの皿と右上の白い取り皿の位置を入れかえただけです。
献立の内容を伝えるのであれば、ぶどうが手前の画像がいいでしょう。
本来は映すことのできない時間のような、未来へのストーリー性を画像に期待するなら、
白い取り皿が手前のものがいいかもしれません。
写真は、ひじょうにメッセージ性が強い媒体です。
言葉(コピー)と同様、ひとと相対することと同様、
愛情をいっぱい込めて、向き合わなければ、と思うのです。