ブランドの持つ「人格」
Watanabe.Y
五感ブランディングの実践
博報堂ブランドデザイン 著
きのうの続きです。
強いブランドは「人格」を持っていて、あたかも「人」であるかのように私たちと接する。
野生的でたくましく、少し不良的だがクールなスポーツカー。
どこか安らぎを覚えさせ、誠実な印象を与えるお茶飲料。
先進的で洗練されているが、遊び心やウィットを感じさせるパソコン・メーカー。
ブランドの個性や魅力を語るとき、私たちは知らず知らずのうちに、人物について説明するような言葉で語っている。
こうしたブランドの持つ「人格」を、主体的かつ戦略的につくりだすのが「(ブランド)パーソナリティ」規定である。