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まちの豊かさをどう考えるべきか

雑記

2013.10.24

コミュニティデザインの時代
自分たちで「まち」をつくる
山崎 亮著

読みました。
おもしろかったです。
まちの豊かさをどう考えるべきかのなかで、印象に残った箇所。

「コミュニティで活動するのはいいことかもしれないけど、まちづくりは最終的に儲からないとやってる意味がないのではないか。まちの活性化というのはつまり経済の活性化だという話になることが多い。
「豊かなまち」になること、まちが活性することは、そこに住んだり働いたり訪れたりする人たちが活き活きしている状態であり、
豊かな人間関係を持っていることであり、金や物もそこそこに持っている状態でもある。

そもそも経済という言葉も金を意味する言葉ではなかったはずだ。
世の中をうまく治めて人々の幸せな生活を実現させること、
つまり地域の課題を、乗り越えてひとびが豊かな人生を送ることが目的だった。

人とのつながりや、人からの感謝や、自分の役割が増えることや、自分にできることが増えることの価値。
こうしたものと金や物を持っていることとが組み合わさって、僕たちの豊かさは成立しているはずだ。

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