いきいき健康づくり -郡山/南東北病院 心疾患-
Watanabe.Y
心疾患と運動
心疾患に運動は良くない、と考える方が多いと思います。
しかし最近、必要以上の安静で全身の筋力や筋持久力の低下により、
身体を虚弱にさせます。
弱い心臓にさらに負担をかけてしまうとも言われており、
心疾患があっても、適度な運動が必要とされています。
適度な運動とは、具体的にどんな運動かというと、
力まずに全身を使った運動、例えばウォーキングなどがいいと思います。
息が軽く弾む程度であれば、心拍数や呼吸数を極端に増やさずに、
心臓への負担は少なくすみます。
もちろん、息切れや動悸、倦怠感、むくみ、呼吸苦などの
自覚症状があるときは、心臓からの危険なシグナルと考えて、
運動を中止するか、控えて下さい。
また、血圧や脈拍、体重など、自分の体のことを気にすることも
運動するときの重要なポイントとなります。
■総合南東北病院
理学療法士
心臓リハビリテーション指導士
舟見 敬成
* 詳細は、まいみん彩(10月23日)発行をご覧ください。