「見直される媒体」日本の印刷4月号
日本の印刷4月号に「IT機能と融合する販促ビジネス」という記事がありました。
この中で、「見直される媒体」という項目に記載されていた内容をご紹介します。
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ブランディング、メディア、コミュニケーションに関連する事業を行う世界的企業、ミルウォード・ブラウンとイギリスのバンガー大学の調査で、紙とデジタルモニターを見た場合、記憶媒体としては紙が有効だということが分かった。
紙メディアは脳によるリアルな体験が感じられ、より強く感情にアピールする。そのため記憶にも残りやすい。また、モニター上の情報よりも、紙に印刷された情報の方が、読者の注意を得やすいようだ。リアルで感情的な体験を内在化しようとすることは、ブランディングや購買の動機づけにも効果的だ。
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米国のネット販売企業は固定客とはEメールだけでなく、DMなどを使ってコミュニケーションをとり始めていて、日本でもソフトバンクやGoogle、YahooはDMをよく活用しているということやレクサスが広げると車内の原寸大になるB2サイズのDMの事例や原寸大のおせち料理のチラシを配布して売上が136%伸びた事例などが記事として取り上げられています。
紙媒体の可能性、まだまだあることを確信しています。