お客様が求めるノベルティを形にするために

Matsuzaki.Y
いつも当社のコラムをご覧いただきありがとうございます!
今回のコラムは、福島県庁の保健福祉部からご依頼をいただいたノベルティ制作についてです。
最初にご依頼いただいたとき、インターネットでノベルティグッズを制作できる業者を検索して当社を知っていただいたとのこと。こうしてホームページで制作事例をご紹介することで、より多くの方とご縁でつながれることを嬉しく思います。今回も新しいお客様のご期待に応えられるよう精一杯努めました!
廃盤になった素材に近いものを探し求める
保健福祉部の医療人材対策室長様からご依頼があったのは、看護師の方々が現場で使用するためのリール付きキーホルダーでした。それぞれの名札を挟んで身に付けるもので、これまで何度も同じものを別の業者に発注されていたそうです。
今回大変だったのは、以前まで使用されていた素材がすでに廃盤になってしまっていたこと。これまでのキーホルダーはグリーンの透ける素材で作られていましたが、素材の在庫はごくわずかになっていて、お客様が要望される数百個のキーホルダーを作るにはとても足りませんでした。
そこで、できるだけ以前のものに近い素材を探すところからスタートしました。お客様のご要望に応じて柔軟な対応ができるのが当社のノベルティ制作の強みで、それは用途に合った様々な素材を探し出し、その特性を把握して制作に活かす力があるためです。
今回も複数のサンプルを取り寄せて、お客様に納得していただけそうなものを厳選し、新しいキーホルダー用にご提案させていただきました。これまでのクリアな素材に替わって、白い文字が目立つ、くっきりとした緑の素材が見つかりました。
各分野のプロとのネットワークが強み
当社がノベルティを制作するときは、いつも県内の印刷会社などと協力しながら進めています。それぞれの素材に印刷するのに最適な印刷機を持った企業と連携することで、お客様のどのようなご要望にも対応できるよう、チームでの制作体制を整えているのです。
通常であれば素材に関しても印刷を担う企業に一括で任せることができるのですが、今回はまずお客様のご要望にあった素材を別に発注し、それに合わせた印刷が必要でした。
今回キーホルダーの印刷を引き受けてくれた印刷会社にとっても、我々が持ち込んだ素材は初めて取り扱うもので、最初は文字の白い色を綺麗に出すのも一苦労。そこから印刷会社と当社で一緒に試行錯誤を繰り返して、お客様のイメージするキーホルダーに近づけていったのです。
新しいことに挑戦するときは、専門家に相談するのが鉄則です。当社にはそれぞれの領域で実績やノウハウを持つ県内の企業と横のつながりがあり、お客様からご要望があればすぐに各社に協力を求めることができます。このネットワークが、お客様のご要望に対してスピーディーかつ高い品質で制作物をあげることができる理由の1つです。
今回もノベルティ印刷のプロが二人三脚で試作に取り組んでくれたため、最終的には新しい素材でもお客様が求めるキーホールダーを形にすることができました!
1つの仕事で得た信頼が、次のご依頼につながって
キーホルダーの制作で喜んでいただけたことで、医療人材対策室長様からは次のお仕事も任せていただきました。保健福祉部主催で看護学生たちが参加するバスツアーの記念品、トートバッグの制作です。
今回は若い学生さんたちが対象とのことで、柔らかなパステルカラーを採用。完成品は保健福祉部の中でも「可愛い!」と褒めていただいていたようです。ツアーで配布されるパンフレットがぴったり収まり、マチ付きでその他の荷物もしっかり収納。デザイン性と実用性を兼ね備えたバッグで、喜んでいただくことができました!
このようにノベルティにも様々なツールがあり、どのようなシーンでどのような方に使ってもらうかによって、同じお客様からのご依頼でもご提案の内容は変わってきます。ときにお打ち合わせの中でご予算に合わせてより優れたツールや素材をご提案できるのも、当社の強みです。
ノベルティの制作には、素材の特性を理解して、それに合わせた印刷を実行するためのノウハウが必要になります。当社には長年の業務の中で蓄積された知識と、各分野のプロの協力がすぐに得られるネットワークがあるため、お客様の用途・予算・納期に合わせたノベルティ制作が可能です。
今回のように、今ではすでに手に入らなくなった商品の代わりを求めておられるお客様や、ノベルティを考えているけれど何を作ればいいか悩んでいるというお客様にも、当社は用途とシーンに合わせた最適なご提案ができます。ノベルティ制作をお考えのお客様は、ぜひ一度当社にご相談ください!
<Copywriter・Yoshino>