手短に、簡潔に、わかりやすく、大切なことだけを伝えたいダイジェスト動画
インターネット利用者が90%を超えると言われる昨今。
人が購買行動をする時に、ネットの口コミや情報が大きな影響力を持ち始めていると言われています。
対面での営業機会が減りつつある今、情報発信の中で動画コンテンツの重要性は日に日に高まり続けています。
今回はそんな動画の中でもダイジェスト動画についてご紹介していきます。
・ダイジェスト動画とは何か –
・ダイジェスト動画の作成方法 –
・ダイジェスト動画の活用法 –
ダイジェスト動画とは何か
ダイジェスト動画とは、長い映像コンテンツを短く要約したビデオのこと。
動画配信サイトでお馴染みのまとめ動画・切り抜き動画もこのダイジェスト動画のジャンルに入るでしょう。
ダイジェスト動画の目的としては、長い説明や、ストーリーを短い時間で伝えるために使用されていて、セミナーやプレゼンテーション、イベントの様子など長時間にわたる動画の中から、重要な情報を凝縮して視聴者に提供することです。
これは、忙しい現代人にとって、短時間で情報を知りたいと考えている人々にとって非常に魅力のあるものになります。
情報過多の現代において、時間の確保が難しい視聴者へ情報を伝えるためにダイジェスト動画は効果的なツールと言えます。
ダイジェスト動画の作成方法
効果的なダイジェスト動画を作成するには、いくつか大切なポイントがあります。
- 目的を明確化
– セミナーや事業内容のどの部分を強調したいのか、どの情報が視聴者の目線で最も価値があるのかを決めます。
前述した通り、視聴者は大切な部分だけを短い時間で知りたい! という意思を持っていますので、たくさんの情報を押し付けずに最も重要な内容を軸に内容を検討しましょう。
- 重要ポイントの選定
– 元の映像からインパクトのある瞬間を選び出します。動画が視聴されるかは冒頭のキーワードや映像のインパクトで決まります。
実際の映像が弱いと感じる時は、文字やデザインの工夫で補っていくという考え方も重要です。
- 編集技術
– 編集ソフトを使用して、伝えたいポイントをスムーズに結びつけ、視聴者にストーリーとして伝えられるようにしましょう。
図形やアニメーション。テキスト装飾を工夫することで視聴者にもわかりやすく内容を届けることができます。
- 自分以外にもみてもらう
– ダイジェストの内容がしっかりと動画で伝わるかどうか、複数の目線で確認するとよりわかりやすい動画にまとめることができます。
ダイジェスト動画の活用方法
ダイジェスト動画は、さまざまな目的で利用することができます。
- 商品・サービスの告知方法として
– ウェブサイトやX(旧twitter Facebook Instagram)などのSNSなど、多くの人にみてもらえる場所にアップしましょう。
また、広告からのランディングページへの設置、Webコンテンツの補足コンテンツなど、既存コンテンツをもっとダイレクトに伝えられるツールとしての活用も効果的です。
- 記録ツールとして
– セミナーやイベントの記録として後から内容を復習したい人や、内容を振り返りたい時の記録映像としても利用可能です。
後に同じイベントが開催される際には、イベントのイメージを伝えるための告知コンテンツとしても効果的に使えるツールになるでしょう。
- 内部コミュニケーションツールとして
– 企業内での重要な会議やイベントの内容を社員に効率的に伝えるツールへも利用可能です。
その場の映像ごと要点をを切り取ることで、文章で伝えるよりもダイレクトに情報を伝えることができるでしょう。
また、社内マニュアル的に動画コンテンツの力を借りることでコーチングの負担を軽減するという使い方もあります。
まとめ
動画は、情報を効率的にわかりやすく伝えるものです。企業としても動画を活用することで具体的な視覚情報としての情報提供や、よりわかりやすく具体的な説明が可能になります。
購買行動の中で情報収集の比重が高まる昨今。インターネット上で人の代わりに商品の価値や内容を伝えてくれる強力なツールとしての動画の活用の幅は広がり続けていますので、皆さまも動画の活用、始めてみませんか?
©︎ T kimura