新しい音楽発表会のカタチ
[Youtubeライブ配信]小林音楽教室
今年2020年は、多くのイベント主催者が開催に苦慮しています。
人が密集するのを避けるため、美術展や演劇、演奏会といった文化的なものでさえ開催を中止したり、規模を大幅に縮小しています。
これから先もこの傾向はしばらく続くと思われ、主催者もいろんな工夫をし始めていす。
音楽イベントでは、2020年11月15日(日)けんしん郡山文化センター中ホールにて
小林音楽教室が新たな取り組みとしての発表会にチャレンジしました。
小林音楽教室の発表会は、毎年、幼稚園から大人まで、総勢約70名の生徒さんが参加。
今回は参加者を限定することなく、新型コロナウィルス感染予防の観点から以下の内容で行いました。
1. YouTubeライブ配信
福島県内のピアノ教室では前例のない方法で、中ホールでのYoutubeライブ配信は初めての試みでした。
2. 演奏する生徒さん家族のホール一時貸切
一生徒さんの発表時間の数分間、ご家族による中ホール806席の広い空間貸切
3. 演奏前に予告編のような「意気込み」動画を、生徒さんの個別に上映
4. 生徒さん一人ひとりごとに家族が入れ替わることで「換気徹底」をクリア
こうしたアイディアを組み立て、実行に移した小林音楽教室の小林先生はこんな方です。
https://mbp-japan.com/fukushima/kopaty-music/
演奏者は、Youtubeライブ配信により、遠方の親戚や知人にも演奏を聴いてもらうことができました。
見る側は、家で他のことをしながら観る、他の人とのおしゃべりを楽しみながら観る。そんな鑑賞の仕方もできました。
そして、LINEで感想を伝えたり、伝えられたり。
会場のことで言えば、広い会場を貸切状態で演奏、家族自分たちだけが特等席で観賞するという体験は、とても特別感がありました。
この「小林音楽教室発表会」では、Youtubeライブ配信に必要な回線の準備、配信用の画像撮影と配信を、福島カラー印刷が担当させていただきました。
知恵と工夫の中で生まれる新しい表現のカタチ。
人の心を動かしたいという思いの中で、チャレンジあるのみです!
2020年11月25日付 福島民報にも掲載されました。