深いいぃ、話。
Watanabe.Y
「最近捨てられた、人懐っこいかわいい猫いるよ!」
早速、見に行ってみると、
まん丸顔の彼がそこにいた。
まるで人間のような顔に見えた。
1週間ほど前にそこに捨てられたそうで、
3日、4日同じ場所で、
雨にうたれて声がでなくなるほど
] 鳴き続けてい たそうです。
そんな話を聞いていたせいもあるが、特別な存在に思えていたのは確かだった。
休みのたびに彼に会いに行く日々が続いた。
彼は雨でびしょ濡れになってたたずんでいた。
12月ということもあってかなり寒い、
丸くなって凍えている彼を、少しでも暖めてあげよう
と、車に乗せ濡れた体を乾かしてあげていた。
彼は膝の上で、気持ちよさそうに寝てしまった。
どれくらいの時間が過ぎただろうか、帰ろうとして彼を外にもどした。
しかし、彼はまた車に乗ってきて、膝の上にのってくるのだ。
もう彼を残して帰ることなどできなく、そのまま猫グッツを買って帰ることにした。
12月5日のことでした。
その猫の名は「ミル」そんなこと彼は今でも覚えているのだろうか?
本物の親子のように、心と心でつながっている親子。
運命ってあるんですね。
新人山口の愛猫スネ夫も捨て猫でした。
皆さんにもすてきな出逢い、繋がりがあるんだろうなぁ。