いいこと。
Watanabe.Y
本日はまるで真夏のような暑さですね。
こんな時、冷房の効いたデパートにお出掛けしてみるといいことがあるかもしれません。
〈いいことその1〉
最上階で開催されている地方物産展にておいしい逸品を見つけ家族へのお土産とし、
家族からの株がうなぎのぼり。
〈いいことその2〉※想像です
同じことを考えていた旧友と偶然出くわし、そのまま一緒に珈琲を飲みながら語らう。
すると昔好きだった人が、実は相手も自分のことを好きでいてくれたことを教えてもらい、
数十年越しの両思い発覚に胸がドキドキ。しあわせな気持ちになる。
しあわせな気持ちついでに、たいやきをお土産に帰る。
ちょうど甘いものが欲しかった家族は大喜びし
一気に株がうなぎのぼり。
〈いいことその3〉
うすい7階エレベーター脇のイベントスペースにて開催中の
「月十窯 片岡哲 作陶展」
を通りかかる。さっと観るつもりだったが、
その作品の美しさ、なめらかさ、味わいの深さにこころ奪われ、
作者の片岡氏と作品談議に盛り上がる。
そして、どうしても気になる一品と出会ってしまう。30分悩んだ挙げ句、
あきらめて本来の目的であった本屋さんに向かう。
「かたつむり 謎の生態」という本を手に取ってみるが、いかんせん文章が頭に入ってこない。
先程の器の残像が頭上をクルクルとめぐるのである。
「えいゃっ!」と、気持ちを決め再び7階へ。
やはり運命の出会いを見ないふりをすることができず、先程気になっていた器を購入する。
帰路、胸がわくわくするのを抑えながら、お土産にと水羊羹を買って帰り、
水羊羮好きの家族から株うなぎのぼり。
月十窯(げっとがま) 片岡哲 作陶展
6月24日〜30日まで10:00〜19:00(最終日は18:00まで)
うすい7階イベントコーナー(エレベーター脇)
(作陶展お知らせ葉書より)
逢瀬町の月十窯は、織部の緑、白、黒の色彩が特徴の窯です。
夏に向けて、白の食器や、なす・かぶ・にんじんを模したひょうきんな器も並びます。ぜひご覧ください。
(食器いろいろ、香炉、花入れなど約200点)
会期中、作家来場