かかしが立っていました
Watanabe.Y
お客様のところにいく道すがら、「あ、ひとだ」と思ってよくみたら、かかしさんでした。
道行く人や車をいっつも見てるんだろうなあ。なに考えてるんだろう。。
かかしと言えば、オズの魔法使いの「脳のないかかし」あるいは伊坂幸太郎の「未来の見えるかかし」。どちらも、なにかの象徴でしょう。
みかけ倒しの無能な人間のことを「かかし」と呼んでいたことがあるそうですが、今は、かかし自体みたことのない人も多いでしょうから、「あんたは、かかしね」と言ってみたところで、ぽかーん、とされてしまいそうです。
会社には、3種類の「ジンザイ」がいると言われますね。
「人財」「人材」「人罪」。無能だからといって「人罪」とは限らない。そもそも無能という決めつけが、いただけません。人はかならずなにかの役に立っている。いやだなあ、と思う人とのおつきあいだって、自分を成長させてくれる肥やしだと思えば、意味を成すのです。
かかしさんだって、役にたっています。