教えて!第一高等学院 VOL.11 -郡山 清水台/不登校-
Watanabe.Y
Q. 不登校の子どもがいるのに、家族が協力してくれません。
A. 家族の気持ちをひとつにすることが、解決には不可欠です。
子どもの不登校は、家族全員で解決しなければなりません。
家族が苦しみや悩みを共有し、乗り越える必要があります。
しかし、私達の受けるほとんどの相談は、母親からのものです。
家にいることが多い母親は、必然的に子どもと接する機会が多くなります。
母親は子どもの不安やいら立ちを目の前にして、対応しなければなりません。
学校に行かず、悩み苦しんでいる姿をいつも見ていることは、
決して楽ではないはずです。
父親もまた、子どもとふれあう機会が少ないため、
余計なプレッシャーを与えまいと、子どもを心配しながらも、
何をすべきか分からないことがあるようです。
親の状況や役割は個々の家族で異なるでしょうが、互いの気持ちを理解し、
感謝することが大切です。
例えば、子どもにいつも向き合っている妻に夫が「ありがとう」
という言葉を掛けることも、父親の役割といえるのです。
両親の心が通い合っていることが、「人間不信」になっている不登校の子どもの
対応には不可欠です。
また、兄弟や祖父母の協力も力強い支えとなります。
子どもの不登校は家族の絆をいっそう深くすると、
前向きに考えてみてはいかがでしょう。
ただし、家族のことは家族内で見えにくいのも事実です。
第三者に相談することも、子どものことも含め家族の関係を見直すにはよい方法です。
(心理療法カウンセラー 青木)
■ 第一高等学院
TEL.0120-85-7710
郡山市清水台1-6-21 山相郡山ビル9F
HP: http://www.daiichikoto.net
MAIL: koriyama@daiichikoto.net
* 詳細は、まいみん彩(10月23日)発行をご覧ください。