大人のおしゃれは“微糖”がいい!?だって。
Watanabe.Y
女性雑誌に膨大に散らばるコピーは、ときに??と思うものが多々あったりして、たいへんおもしろい。
わたしたち40代は、10代のころからananだのnon-no、ViViだのがあって、ファッション誌の言葉には抵抗がない、はずなのだけれど、それにしても、今の雑誌はおもしろい。
45歳付近をターゲットにしてるあるファッション雑誌の今月の特集にでてくるワードは“微糖”。
「45歳からは辛口。でも、ほんのり女らしく。
大人のおしゃれは“微糖”がいい!」
「“微糖”なおしゃれのさじ加減」
「森慶子ベーシック 今年は“甘さひとさじ”」
「“微糖”スタイルをかなえる旬カラー 大人を素敵に見せるピンク」
なんだ、微糖って!
缶コーヒーか!
このファッションテーマの意味は、
全体の印象は辛口だけど、女性らしい柔らかさや甘さもあるのがいい。大人の過激な甘さは若づくりやイタさにつながるから、45歳からは甘辛ではなく、辛さ多めの“微糖”なおしゃれを目指そう、ということなんだとか。
この意味もおもしろい。言葉がもう一切ニュアンスで表現されてるんだなぁ。視覚、味覚、感覚がごちゃまぜなんだ。すごい。
でも、なんとなくわかっちゃうコピーなわけです。
毎日は読めないけど、2ヶ月に一ぺんくらいなら、いいかな、こういうのに触れるのも。