声は見えない履歴書
Watanabe.Y
「仕事ができる人は声が違う」楠瀬誠志郎著 読みました。
声は姿形より、あなたの本質を語っています。言葉の端々に表れる声の響きに、ふだんは表に出さない性質や生活習慣が表れるのです。
初めて会う方が、とてもおしゃれでスマイルがよく抜群の美人でも、挨拶した瞬間に「えっ、こんな声?」とがっかりすることがあります。
声は目に見えない履歴書でもあるのです。あなたが学生時代にどんなスポーツをしていたか、どんな性格なのか、ふだんの暮らしはどうか、椅子に座る生活なのか、正座に慣れている方なのか、北国育ちなのか。さまざまなことがわかります。
人は声の印象から、相手のその日の体調、機嫌の良し悪し、考えなどを読み取ることができます。身体をつくるDNAに、その人の情報がすべて描かれているように、声はあなたを映す鏡です。そして、聴覚は話し手の情報を敏感にとらえる、優れた五感のひとつなのです。
この本では、声のカルテをつくる6つのチエックシートがあります。
1 身体の状態
2 生活習慣
3 精神状態
4 なりたい声
5 自分の声のセルフチェック
6 他人が受ける印象
その結果、
A キーのはずれたピッコロタイプ
B 弦のゆるんだバイオリンタイプ
C さびついたフルートタイプ
D オーケストラを乱すオーボエタイプ
E ブリキでつくられたチェロタイプ
F 弦が切れたコントラバスタイプ