本を読むことは「視点移動」である
Watanabe.Y
「齋藤孝の速読塾」を読みました。
「本を読む」とは、著者の側、あるいは登場人物に視点を移動し、新しい見方や概念を吸収すること。この視点移動を鍛えることで、理解力が磨かれ、頭の良さが向上する。
本にたくさん読む人のほうが、読まない人よりタフで柔軟な考え方がてきて、理解力があると思う。“視点移動力”が鍛えられ、他の人に対する包容力が身につき、いろんな角度から物事を見ることができるので、いいアイディアが出せる。
アイディアとは、パッとひらめくように思われるが、実はある種システマチックにでるもの。素材と最終ビジョンをどのように結ぶのか、という課題に対して色々な角度から視点移動がすぐにできれば、アイディアが浮かぶ。
たしかに、視点移動できないと、先入観や自分の考えに固執して、気づきができなくなります。自分の主義主張ばかり通そうとするひとは、この視点移動ができない人なのでしょうね。