契約のコツは、3件目で決めること
Watanabe.Y
ある本を読んでいたら、なにかを購入するときは、
複数の人から情報を得ると、いろんな角度からの情報が得られるので、自分が最終判断をする時に包括的な判断ができる、と書いてありました。
たとえば蛍光灯が切れて、ある電器店に行きました。
1店目
「蛍光灯が切れたので買いに来たのですが」と言うと、店主は
「値段は高いですが、A社のクール色の蛍光灯はとても明るいのでよく売れています」と答えました。
次にその情報をもって2店目を訪れ
「蛍光灯が欲しいのですが、A社のクール色が明るくて良いと聞いたのですが」と言うと
「年齢が高い方は、明るすぎて目が疲れるということで、B社のオレンジを好まれますよ」と言われました。次はこの2つの情報を持って3店目を訪れ
「明るい蛍光灯にしようか、目にやさしい蛍光灯にしようか迷っています」と言うと
「どんな用途の部屋で使われますか」と聞かれ
「本をよく読みます」と答えると
「その用途なら目にやさしいB社のオレンジタイプがいいですよ」と言われました。
「なるほど」と納得してオレンジタイプの蛍光灯を買いました。
つまり、3店の電気屋さんのおかげで、自分に合う蛍光灯を買うことができたのです。
というお話。
最初のお店が、しっかりヒヤリングをして提案してくれれば、1店目で買えたのに、とも思います。
自分が売る側なら、しっかりヒヤリング、提案すれば、お客様は3件もいかなくて済むわけですね。